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重量約709gとノートPCより軽い!? 小型PC「mouse CA-A5A01」はコスパも性能もバッチリ充実だ!

文●山口優 編集●ハイサイ比嘉

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フットプリントはA5サイズで片手で持ち運べるほどコンパクト
机の上のどこにでも置ける!

 自宅やオフィスにデスクトップPCを導入する際、頭を悩ませがちなのが「置き場所をどうするか」だ。机の上だと物理的な作業スペースが犠牲になるし、部屋のインテリアとの調和も気になってしまう。一方、床置きはホコリの吸い込みや排熱への影響が心配……。そこで注目したいのが小型PCだ。片手で持ち運べるほどコンパクトな本体に仕事や勉強などに必要な性能・機能がまとまっており、机の上に置いても収まりがいい。

 今回紹介するマウスコンピューターの小型PC「mouse CA」シリーズは、その代表格といえる製品だ。小型軽量なだけでなく横置きにも縦置きにも対応しており、机の片隅などの限られたスペースにも楽に設置できる。またVESA取り付けキットが付属しており、ディスプレー(別売)の背面に取り付けて一体型PCのように使うことも可能。省スペースながら性能が高く、仕事からエンタメまで幅広いシーンで活用できる。「mouse CA-A5A01」試用機をもとにその外観や使い勝手、パフォーマンスなどを詳しく紹介しよう。

マウスコンピューターの小型PC「mouse CA-A5A01」。ワイヤレス接続のオリジナルキーボード(103日本語キー)とマウスが標準で付属している

試用機の主なスペック
モデル名 mouse CA-A5A01
CPU AMD「Ryzen 5 5500U」(6コア/12スレッド、最大4GHz)
グラフィックス AMD Radeon グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 32GB(16GB×2、DDR4-3200)
ストレージ 512GB M.2 SSD(NVMe対応)
無線機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
インターフェース USB 3.0 Type-A×4、USB 3.0 Type-C×1、USB 2.0 Type-A×2、HDMI出力×1、D-Sub(15ピン)×1、SDメモリーカードリーダー×1、ギガビットLANポート×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1
サイズ/重量 本体横置き時:幅194×奥行153×高さ28mm/約709g、本体縦置き時(スタンド装着):幅73×奥行153×高さ219mm/約869g
OS Windows 11 Home(64bit)
直販価格 12万9800円から

場所を選ばず設置できるサイズ
重量約709gはなんとモバイルノートPCより軽い!

 マウスコンピューターのCA-A5A01は、PC本体とディスプレーが分かれたセパレート型のデスクトップPCだ。その最大の特徴は筐体のコンパクトさ。横置き時で幅約194mm、奥行き150mm、高さ28mmしかない。小説やビジネス書の書籍などより一回り大きい程度で、横置きにした際のフットプリントはA5用紙(幅210×奥行148mm)に近く一般的なモバイルPCよりも小さい。ディスプレー台の下やラックの隙間などにも無理なく収納することが可能だ。

CA-A5A01を横置きしたところ。横置き時のサイズは幅194×奥行153×高さ28mmのため、フットプリントはA5用紙(幅210×奥行148mm)に近い。ビジネス書の書籍などより少し大きい程度といった印象だ。本体が薄いためディスプレー台の下などにも無理なく収納できる

 CA-A5A01には専用スタンドが同梱されており、本体に取り付けると縦置きで使用できる。縦置き時のフットプリントは幅約73mm、奥行き153mmとなり、横置き時よりもさらに省スペース。これなら、狭い机の上に置いた場合でも作業スペースを広く取ることができる。

専用スタンドを装着して縦置きにしたところ。ちょっとした空きスペースに設置でき、机の上を広く使用できるのがうれしい

 さらにCA-A5A01にはVESA取り付けキットも付属している。同キットを利用してVESAマウントに対応したディスプレーやテレビに取り付ければ、本体をその背面に隠して一体型PCのように使用することが可能。本体と一緒に配線などもディスプレー背面に隠してしまえば机の上をより一層スッキリさせられる。

付属のVESA取り付けキット。このキットを使うことで、本体をディスプレーの背面に取り付けられる

 CA-A5A01の重量は約709g(スタンドを含まない場合。スタンドを含めると約869g)と非常に軽く、電源アダプター込みでも1kg程度に収まる。そのため本体とキーボード、マウスを持ち歩き、出先でディスプレーにつないで作業することも不可能ではない。多少荷物かさばるが、モバイルディスプレーも一緒に持ち歩いてコワーキングスペースなどで作業することもできる。実際にそういった使い方をする機会がなくても、いざというときに持ち運んで場所を選ばず使用できるのは心強いポイントといえるだろう。

本体と電源アダプター。両方合わせても1kgを切る軽さのため、出先などに持ち運ぶことも可能だ

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