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快適な着け心地なのにノイズキャンセリング性能は大幅にアップした!

没入感の高さが印象的! 強力ANC搭載のファーウェイ製イヤホン「HUAWEI FreeBuds 6i」レビュー

2024年06月14日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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上位機も顔負けのHUAWEI FreeBuds 6iの
強力ノイズキャンセリングを実際に試した!

 さて、HUAWEI FreeBuds 6iの最大のトピックはANC性能の強化だ。前述のようにフルレンジノイズキャンセリングは平均27dBに達し、フラッグシップモデル並みの性能を実現している。

 それを可能にしているのが、トリプルマイクの搭載。前モデルではイヤホン片側につき2基のマイクでノイズを認識していたのだが、HUAWEI FreeBuds 6iでは3基のマイクとなり、2つのフィードフォワードマイクで周囲のノイズを、フィードバックマイクで外耳道内のノイズを認識する仕組みを採用。より正確にノイズを捉えられるようになった。

HUAWEI FreeBuds 6i

右側の軸の上部にあるのがノイズを認識するためのマイク

 また、ノイズキャンセリングアルゴリズムもアップグレードされるとともに、搭載されているチップの演算能力は240%も向上。街中に溢れかえるノイズの情報を同時に処理することが可能になった。さらに、これまではフラグシップモデルにのみ適用されていた3つのリアルタイムイヤーマッチングテクノロジーを採用。ユーザーの装着状態と外耳道の構造特徴をイヤホンがリアルタイムで検出し、リスニング環境を最適化してくれる。

 というわけで、実際にHUAWEI FreeBuds 6iのANC機能を試用してみた。本機のANC機能は本体部分を長押しすることで「オン」「外部音取り込み」「オフ」で素早く切り替えられるので比較もしやすい。

 まずは、人の話し声や厨房の作業音などが多く聞こえてくるファストフード店内。ノイズキャンセリングをオンにすると、ガヤガヤとしたノイズがほとんど聞こえなくなり、クリアなサウンドを楽しめた。音楽を鳴らさない状態でも周囲の喧噪がかなり抑えられるので、仕事の作業や読書に集中したい時にはピッタリだと感じた。

 次に、電車での移動中にも試してみた。ファストフード店内と同じく、ノイズキャンセリングをオンにすると、ゴーッという走行音がスッと引っ込み、音楽の細部まで聞き取りやすくなる。相当に強力なために、逆に公共空間では周囲の状況に積極的に気を配る必要はありそうと感じたほどだ。ただ、通勤・通学時に音楽を聴く習慣のある人には音楽に没頭できてオススメだと言える。

 なお、本機はANCではない、本体のみでのパッシブノイズキャンセリングの性能も高い。特に適切なサイズのイヤーチップとともに装着すると、それで周囲のノイズはかなりの部分減らすことができる。移動中などは設定を切り替えて安全に使うといいだろう。

HUAWEI FreeBuds 6i

自然な感覚でありながら、しっかりと装着できるので、本体部分だけでもかなりの遮音性能を持っている

 さらに自宅での仕事中にも試している。筆者の仕事場は、換気ファンの動作音や窓の外からのクルマの走行音が常に聞こえる環境だが、ノイズキャンセリングをオンにすると、音楽を鳴らしていなくても、それらのノイズがかなり抑えられる。また、仕事中に帰宅した子どもが発する物音も気にならなくなるので、本当に集中したいときには積極的に活用したいと考えた。

 一方、通話ノイズリダクションについては、街中を歩きながら家族と通話をしてみた。街の喧騒がかなりうるさく聞こえる場所だったが、筆者の声はしっかりと聞き取れたとの評価だった。騒がしさのあるオフィスなどからオンライン会議に入るケースなどでも、自分の声をしっかりと届けられるのは心強い。

 なお、HUAWEI FreeBuds 6iをフル活用するには、ファーウェイ公式のスマホアプリ「HUAWEI AI Life」(Android/iOS対応)も積極的に活用したい。ノイズキャンセリングの切り替えやモードの選択などのほか、プリセットされたサウンド効果を切り替えたり、イヤーチップの適合度テストなども行なえる。前述したLDACへの切り替えもこのアプリから可能だ。

HUAWEI FreeBuds 6i

HUAWEI AI Lifeからはノイズキャンセリングのモードやサウンド効果の切り替えなども可能

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