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COMPUTEX TAIPEI 2024レポート 第50回

来場者の熱狂を獲得した展示を紹介

並んででもやりたい! COMPUTEXで行列を作っていたゲーム体験コーナー

2024年06月07日 10時00分更新

文● 松永/ASCII

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COMPUTEX 2024

 COMPUTEXの会場を歩いていると、人が列を作って熱狂しているゲーム・体験コーナーがあった。

 その人だかりがさらに人を呼び、会場内でも特に人気を集めていたコーナーを紹介しよう。

AIが変幻自在の球を配給する
卓球ロボット

COMPUTEX 2024

 SYNERTERの卓球ロボットは、卓球選手の練習向けに作られたサービス。卓球台の周りにある4つの機械からコース・緩急・スピンがさまざまボールを放出し、会場ではそのボールを打ち返して得点板に当てるゲームで来場者は盛り上がっていた。

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 好みに合わせてプログラムできるので、卓球選手としてはこれ以上にないほど最高の練習相手になるだろうし、今回のようにイベントの一興でさまざまなボールを打ち返す体験ができるのも面白い。

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ディスプレー3つで臨場感満載
レーシングカー体験

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 LIAN LIのブースの一角ではスポーツカーのレーシング体験を提供。ディスプレー3つが体験者を囲んで、存分に臨場感を感じながらゲームを楽しめる。

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 アクセル・ブレーキ・ハンドルというシンプルな操作なので、老若男女問わずさまざまな人が惹かれて体験していた。企業としてもPCの性能を見せるのに最適だと思っているのか、別のブースでは、スポーツカーのほか「自転車のロードレース」や「ジェット機のフライト」などの操縦体験を実施していた。

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会場をどこでも案内してくれる
AI INFORMATION

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 Best Choice Award 2024のブースには、話しかけるだけで会場内の目的の場所とそこでどんな展示が見られるのかを教えてくれる「AI INFORMATION」が登場。案内はパネルタッチでも進められる。

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 とにかく広い会場の情報を分かりやすく教えてくれる利便性はもちろん、可愛らしくコミカルに動くAIアバターに注目が集まり、1人が操作すると、やりとりの一連をカメラに残そうと人が集まってきた。

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もはや壮大なアート
GIGABYTEブース

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 GIGABYTEブースは、まるで美術展のように美しいブースを出展した。入り口で目に入る巨大スクリーンには壮大な風景や巨人像などが映し出され、驚きを与えて来場者を迎える。

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 ブースの中は、GIGABYTE製品の過程や内部が分かる展示。普段は目にすることのない展示物の数々は、美術展を回っている時のアートを眺めているような感覚だった。ファンであればなおさら興奮する演出だろう。

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STREET FIGHTERをプレイして
3Dディスプレーを体感

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 acerブースには「STREET FIGHTER 6」をプレイできるゲームコーナーが登場。世界的なゲームがゆえにプレイしたい人が集まっているのかと思いきや、周囲を囲んでいるのは、ゲームプレイ待ちで列に並んでいる人だけでなく、ディスプレーの製品情報を近くのスタッフに訪ねている人もいた。

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 ここで使用されたディスプレーは「acer SpatialLabs View 27」。ゴーグルやメガネをかけず3Dで映像を映し出すので、普段と違う没入感でゲームをプレイできる。ただ、動きがカクカクしていたように感じたので、より流動的な3D映像を映し出せたなら、ユーザーに最高のゲーム体験を届けられるはずだ。

試遊ゲーム機がいっぱい!
REPUBLIC OF GAMERSブース

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 REPUBLIC OF GAMERSのブースは、試遊できるゲーム機がたくさんあって、多くの人が実際に手に取り製品を体験していた。

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 ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」に熱中する来場者。本イベントに合わせて上位モデルとなる「ROG Ally X」が発表されたことにより、さらなる注目を集めたようだ。

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