CFカードをレトロPCのHDDとして使用可能にする、SASI/SCSI変換アダプター「変換番長V4」がクラシックPC研究会から発売された。家電のケンちゃんにて、内蔵モデルが2万5300円、外付けモデルが3万800円で販売されている。
HDDイメージファイル書き込んだCFカードを、SASI/SCSI HDDとしてX68000やPC-9801シリーズといったレトロPCに認識させるための変換基板(および外付けユニット)。ショップによれば「特にSASIに対応するタイプはかなり珍しい」とのことで、レトロPCマニアにとって重宝するであろうアイテムだ。
2021年に廃版になった前作「変換番長PRO」に続く製品で、exFAT対応によりFAT32のオーバヘッドによる速度低下が解消されるなど、複数の改良が施されている。どのイメージファイルがアクセスされているか、リアルタイムで表示可能なステータスLEDも新たに実装された。
最大14ファイル、14台のHDDとしてレトロPCに認識(接続台数はPC側の仕様に準拠)させることが可能。多彩なイメージファイル(hdi/hds/hdf/hdn/nhd/hd/hdd/h0-h5)に対応する使いやすさも特徴だ。
なお、内蔵モデルはコネクターがボックスヘッダー50pinで電源はペリフェラルミニ4pin。外付けモデルはコネクターがアンフェノールハーフピッチ50pinで、USB Type-CによるUSB給電で動作する。