KDANとGCSがクラウドサービスのアジア市場拡大に向けて提携
株式会社Kdan Japan
株式会社 KDAN Japan(日本本社:東京都千代田区、代表:ケニー・スー、以下 KDAN )は、2024年5月30日、台湾新興クラウド・サービス・プロバイダーであるGrandTech Cloud Services(以下、GCS)と、クラウドサービスのアジア市場拡大に向けて戦略的な提携を発表しました。 今回の提携により、KDANとGCS両社の製品の強みと市場展開を統合し、顧客のクラウド・コストの最適化を支援します。また、グローバルな市場に進出する両社が提携することで、日本、韓国、東南アジア市場での事業拡大を目指します。
株式会社 KDAN Japan(日本本社:東京都千代田区、代表:ケニー・スー、以下 KDAN )は、2024年5月30日、台湾新興クラウド・サービス・プロバイダーであるGrandTech Cloud Services(以下、GCS)と、クラウドサービスのアジア市場拡大に向けて戦略的な提携を発表しました。
今回の提携により、KDANとGCS両社の製品の強みと市場展開を統合し、顧客のクラウド・コストの最適化を支援します。また、グローバルな市場に進出する両社が提携することで、日本、韓国、東南アジア市場での事業拡大を目指します。
KDANとGCSの提携概要
KDANは、ソフトウェア開発能力とグローバルパートナーネットワークに強みを持ちます。GCSはワンストップのマルチクラウドサービスと「F2SU(A Friend to Startups)」プラットフォームを提供しています。
GCSへの戦略的な投資と提携を通して、KDANは両社のグローバルなソフトウェアサービス販売リソースを統合し、顧客にとってより大きなビジネス価値を創造することを目指しています。
幅広いAIインテリジェントワークフローとデータソリューションの提供に取り組むKDANは、2022年から日本に子会社、韓国に事業拠点も設立しています。
また、2024年には、AI開発能力強化に加え、シンガポール子会社も設立し、アジア市場への取り組みを強化しています。
KDANとGCSの親和性
GCSは、クラウド・アグリゲーションとクラウド・シェアリングという独自のビジネスモデルと、俊敏なワンストップ・クラウドFinOpsプラットフォーム「ARMIN」というクラウド・サービスをスタートアップ企業に提供しています。
GCSの事業領域は、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシア、日本にまたがり、近年はアジア太平洋地域が事業拡大の重要な地域となっています。 近年、アジア太平洋地域は事業拡大の重要な地域となっています。
GCSのビジネスモデルと進行的なエンパワーメントプラットフォームのコンセプトはKDANとの親和性が高く、両社はクラウドサービスにおける経験とリソースを共有します。そして、クラウドサービス関連製品の販売で協力するとともに、日本、韓国、東南アジアの市場を結びつけ、市場のニーズに近いクラウドサービスを提供し、市場シェアを拡大することで、アジア市場における成長の勢いを創出し続けます。
KDANの創業者兼CEOのKenny Su氏のコメント
KDANの創業者兼CEOのKenny Su氏は、下記のように述べました。
「KDANはSaaS製品の技術開発と海外マーケティングを専門としています。一方、GCSは革新的なネットワークリソースとエンタープライズ市場へのサービス提供の経験を備えています。KDANはGCSの戦略的株主であり、我々はアジア太平洋地域の顧客により効率的でコスト効果の高いクラウドソリューションを提供しています。そのため、今回の提携により両社にとってより多くのビジネス価値を共同で創造可能と考えています。」
アジアのパブリック・クラウド・サービス市場の成長
世界のハイテク大手アマゾンAmazon、Microsoft、Google、Meta、2022年に世界各地にてメガデータセンター建設しました。今年は日本、東南アジア、台湾を中心にグローバル・データセンターへの投資を拡大しており、アジア太平洋地域のパブリック・クラウド市場の成長の可能性を示しています。
そして、IDCの調査によると、人工知能(AI)、ビッグデータ分析サービス、アプリケーション・プラットフォームに対する世界的な需要の高まりというトレンドの下、企業はデジタルトランスフォーメーションを推進し、業務効率を向上させるために、基本的なクラウド・インフラストラクチャへの依存度を高めています。 アジアのパブリック・クラウド・サービス市場は、2027年までに831億米ドルに達し、年平均成長率(CAGR)は約20.6%になると予想されています。
GCS会長Frankie Hsu氏のコメント
GCSの会長であるFrankie Hsu氏は、下記のように述べました。
「KDANは、長年にわたり日本と韓国の市場に深く関与してきました。今回の提携を通じて、我々は日本、韓国、東南アジアにおけるGCSのプレゼンスをさらに拡大し、両社の強みを組み合わせることで、アジアの急成長するクラウド市場で差別化を図ります。そして、企業顧客のためにより大きな成功を達成することができます。」
今後の展望
今回の提携は、ソフトウェア・エコシステムを拡大し続けるというKDANの決意を示しています。 戦略的パートナーと協業することで、KDANは世界中の企業顧客にサービスを提供する能力を高めていきます。 今後、各国現地での販売とサービスを深化させ、さまざまな協力方法を通じて日本を含めた世界市場の発展を促進していきます。
KDANについて
KDANは、デジタル文書管理、電子署名、データ自動化、AIを活用した意思決定サービスなど、AIを活用したワークフローやデータソリューションを幅広く提供し、企業が業務効率や組織の俊敏性を向上させ、意思決定プロセスを最適化し、より安全で効率的な方法でビジネス価値を創造し、持続可能な成長というビジョンを実現できるよう支援しています。
KDANは台湾に本社を置き、中国、米国、日本、韓国、シンガポールで事業を展開しています。 KDANの会員数は全世界で1,200万人以上、法人会員数は5万社を超え、フィナンシャル・タイムズ紙の「アジア太平洋地域高成長企業トップ500」にランクインし、台湾のIT・ソフトウェア部門で第1位となっています。
https://www.kdan.com/
GrandTech Cloud Services(GCS)について
GrandTech Cloud Services(GCS)は2017年に台湾で設立され、現在、香港‧マレーシア‧シンガポール‧インドネシア‧日本に海外拠点を持ちます。GCSは、アジアのニューエコノミーとスタートアップ企業をターゲットにして、ターゲットのニーズを一番応えできるトップクラウドサービスプロバイダーとなるよう努めています。クラウドアグリゲーションとクラウドシェアリングビジネスモデルに注力する数少ないFinOpsプラットフォーム企業の1社として、GCSはマルチクラウド環境におけるリソースの最適化とコストコントロールを実現し、常に「A Friend to Startups」というコアバリューを目指しながら、最も効率の高いクラウドサービスを顧客に提供し、顧客の成功を第一の目標とすることを目指しています。
http://www.grandtechcloud.com