このページの本文へ

「ストリートファイター6」「オーバーウォッチ2」「フォートナイト」の3タイトルをチェック

フルHD+500Hzも視野に! RTX 4070 SUPER搭載BTOPCで競技タイトルのフレームレートをチェック

2024年05月31日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED]」

 ユニットコムが販売する「iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED]」(以下、LEVEL-R779-LC147KF-TTX)は(※現在の型番は「LEVEL-R779-LC147KF-TT1X [LED]」)、Core i7-14700KFとGeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6Xを搭載するゲーミングパソコンだ。製品名に[LED]と書かれているとおり、LEDファンを複数搭載していて、煌びやかに光らせることができるのも特徴となっている。

 なお、外観や主な魅力などについてはコチラの記事を参照してほしい。前回は、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」のほか、高負荷なタイトルがどれくらい快適に遊べるかについて検証した。

試用機の主なスペック
モデル名 iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED]
CPU Core i7-14700KF(3.4GHz、ブースト時最大5.6GHz)、20コア/28スレッド
CPUクーラー 360mm水冷CPUクーラー
グラフィックス GeForce RTX 4070 SUPER、GDDR6X 12GB
メモリー 16GB(DDR5-4800 8GB×2)
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD
チップセット インテル Z790 チップセット
内蔵ドライブ
インターフェース(前面) USB 3.0 Type-A×2、ヘッドフォン、マイク
インターフェース(背面) USB 3.2 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×4、USB 2.0 Type-A×2、7.1ch HD Audio端子、S/DPIF出力、2.5GBASE-T LANポート、HDMI×1、DisplayPort×3
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)
内部拡張ベイ 3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイ×2、2.5インチ内蔵ベイ×2、スリム型光学式ドライブ用外部ベイ×1
電源 800W 80PLUS GOLD認証 ATX電源
サイズ およそ幅220×奥行493×高さ465mm(最大突起物除く)
OS Windows 11 Home(64bit)
価格 31万9800円から

WQHDや4Kでも快適なゲームプレイを実現
オーバーウォッチ2ならフルHD+500Hzディスプレーとの組み合わせも!

 今回は、競技系タイトルについてどれくらいのフレームレートが出るかをチェックしてみた。計測したのは、「ストリートファイター6」「オーバーウォッチ2」「フォートナイト」の3タイトルだ。

 ストリートファイター6は、「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」を計測。こちらは4K解像度に設定して計測した。結果は以下のとおり。

「STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール」の結果
SCORE AVARAGE
FIGHTING GROUND 100 59.98fps
BATTLE HUB 100 108.20fps
WORLD TOUR 100 99.48fps

 ストリートファイター6は、対戦中のフレームレートの上限は60fpsとなる。ベンチマーク結果では、平均で59.98fpsと、ほぼ張り付きの結果になっていた。加えて、3種類すべてスコアは100なので、ストリートファイター6が快適にプレイできるというのは、間違いないだろう。

 フォートナイトは、DirectX 12で、クオリティプリセットを最高に設定して計測。1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)でチェックした。計測ツールは「CapflameX」を使用している。

フォートナイトの結果

 結果は、平均で4Kだと60fpsに、WQHDでは144fpsに少し届かずといったところで、フルHDでは200fpsを超えていた。WQHDか4Kのディスプレーと組み合わせる際は、少し設定を下げてあげれば4K+60fps、WQHD+144Hzでプレイできそうだ。フルHDの場合は、対応リフレッシュレートにもよるが、240Hz対応モデルと組み合わせたい場合は、少し設定を下げるのもありだ。

 オーバーウォッチ2は、プリセットをウルトラに、NVIDIA DLSSを超解像度に設定して計測。こちらもフルHD、WQHD、4Kで計測した。

オーバーウォッチ2の結果

 結果は、4Kでも平均300fps弱という結果になった。フルHDにおいては、最新の500Hzのディスプレーと組み合わせれば、超快適なゲームプレイが実現できるだろう。

 ちなみに「Apex Legends」の計測結果はコチラの記事で紹介しているので、気になる方は一緒にチェックしてみてほしい。

 今回3タイトルを計測したが、Core i7-14700KFとGeForce RTX 4070 SUPERを搭載しているだけあって、どのタイトルも快適に遊べることがわかった。また、これくらいの性能があれば、実況配信や動画編集といった作業もこなせるだろう。その場合、予算に余裕があれば、メモリーを32GBにするのもオススメしたい。

メモリーは最大128GBまでカスタマイズできる

 価格は31万9800円からと安くはないが、フルHD以上の解像度でも快適にゲームプレイしたいという人は、本機をチェックしてみてはいかがだろうか。

■関連サイト

カテゴリートップへ