マイクロソフトは5月24日(現地時間)、ウェブブラウザー「Microsoft Edge」に対してセキュリティーアップデートを配信した。対象はデスクトップ版で、Windows、macOS、Linuxともに125.0.2535.67以降が対処済みバージョンとなる。
今回のアップデートでは、ブラウザーエンジンが共通するChromium由来の「CVE-2024-5274(Type Confusion in V8)」など、合計5件の脆弱性に対処(関連記事:グーグル「Chrome」に緊急アップデート すぐ更新を)。危険性を示す重大度の指標は上から2番目の「高」とされ、本脆弱性を突いた攻撃もすでに確認されている。特段の理由がない限り、早急なアップデートが必要だ。
アップデートはMicrosoft Edgeの起動中に自動適用されるが、ブラウザーの設定から「Microsoft Edge について」を選択することで、即時適用することもできる。