ライアットゲームズは5月23日、メルセデス・ベンツとLoL Esportsが「Hall of Legendsm」初の殿堂入り選手として、「Faker」ことイ・サンヒョク選手を共同で表彰すると発表した。
Hall of Legendsは、LoL、LoL Esports、コミュニティーとしてのLoLにインパクトを与え続けている優れた選手を称え、その表彰をする舞台として設立。殿堂入りを果たした選手は毎年、その優れた功績を現実とゲーム内の両方で祝福されることとなっている。その1回目の殿堂入りが、Faker選手というわけだ。
殿堂入りする選手は、各地域のeスポーツ業界のベテランおよび専門家からなる独立した選考委員会のメンバーの投票によって決められ、国際大会への出場回数、国際大会および地域大会での優勝回数、特定のポジションにおける具体的な功績、LoL Esportsへの総合的な貢献度などが選考基準になるとのことだ。
Faker選手といえば、リーグ・オブ・レジェンドのeスポーツシーンを知っている人であればほぼ100%といっていいくらい有名な選手だ。Faker選手がLoLやLoL Esportsに取り組んできた期間は、12年以上。eスポーツチーム「T1」のミッドレーナ―として、個人の技術はもちろん、試合の流れを引き寄せるゲーム能力により、「The Unkillable Demon King(不死身の大魔王)」と呼ばれてきた。
今回、ゲームプレイにおける優れた技術、LoL Esportsへの数々の貢献、世界中の数百万人のファンに刺激を与えた功績により、表彰されることが決まったのだという。
殿堂入りを果たした選手には、その偉業をたたえるトロフィーが授与されるほか、ゲーム内イベントでサモナーズリフトにその名が刻まれることになる。加えて、イベントではゲームパスやコレクションが登場し、ファンはこの偉業を祝福するのはもちろんのこと、殿堂入りした選手やそのキャリアの歴史に残る瞬間をスタイリッシュに表現したカスタマイズアイテムで、ファン精神を示すことができるとしている。殿堂入り選手と所属チームには、パスおよびセットの収益の一定割合が分配される。
気になる方や、Faker選手のファンは、ゲーム内イベントを楽しみに待っていよう。
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