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GeForce RTX 4060 Ti搭載の「LEVEL-M17M-144F-SLX-BLACK」をチェック

17万円台とコスパ重視だが性能も外観もしっかり、LEVELΘでPCゲームを始めよう!

2024年05月18日 13時00分更新

文● 勝田有一朗

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シンプルデザインにゲーミングパソコンのセオリーを詰め込んだ筐体

 さっそく、LEVEL-M17M-144F-SLX-BLACKの筐体をチェックしていこう。LEVELΘシリーズはMicro ATXプラットフォーム向けのミニタワーケースを採用したシリーズで、筐体サイズはおよそ幅220×奥行411×高さ441mm(最大突起物除く)。昨今のミニタワーケースとしては少し大きめの部類になるが、剛性感もありシッカリとしている印象だ。

 コスパ重視のモデルというと、見た目や質感が少々犠牲になってしまうのではという心配があるかもしれないが、LEVEL-M17M-144F-SLX-BLACKにそんなことはなく、シンプルにまとめられたデザインにマットな質感は高級感があり、強化ガラスサイドパネル、内部を照らすLEDケースファンといった、ゲーミングパソコンのセオリーがしっかりと盛り込まれている。

 なお現在LEVELΘシリーズの筐体カラーは、黒色筐体+赤色LEDの「ブラックモデル」、白色筐体+青色LEDの「ホワイトモデル」、白色筐体+さくら色LEDの「さくらモデル」の3色展開となっており、今回はブラックモデルをお借りしている。

 LEVELΘシリーズの顔となるフロントパネルはフラットな一枚板デザインで、中央にLEVELΘのロゴがあしらわれているだけと超シンプル。フロントパネルの両サイド側面には吸気スリットが設けられており外気はここから取り入れられるようになっている。

フロントパネルはシンプルの一言

 USBなどのフロントI/Oは天面の前方側に並んでいる。マイク入力、ヘッドフォン出力、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×1、リセットボタン、電源ボタンという標準的な構成だ。電源ボタンとリセットボタンの間にステータスLEDが配置されており、電源LEDは青色、ストレージアクセスLEDは赤色に光る。

左から順にマイク入力、ヘッドフォン出力、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×1、リセットボタン、電源ボタン

 天面にはケースファンが装着されており、ホコリの侵入を防ぐダストカバーが装着されている。ダストカバーは磁石で着脱可能で、ホコリが溜まったあとの清掃も容易だ。

天面には2基のケースファン。ダストカバーでホコリの侵入を防ぐ

 背面インターフェースもとてもシンプル。マザーボード側のI/OパネルはUSB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.2 Type-C×1、1000BASE-T LANポート×1、HD Audioコネクタが並ぶ。ビデオカード側の映像出力もHDMI×1、DisplayPort×3という標準的な構成だ。

背面インターフェースは標準的な構成

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