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「STYLE-14FH128-U7-UH2X」をチェック、16:10ディスプレーを採用

1kg以下の14型ノートPCで「Stable Diffusion」も、Core Ultra 7でやりたいことを加速しよう

2024年05月13日 11時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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マグネシウム合金を採用し、軽さと剛性の高さを両立したボディー

1kgを切る軽さを実現しており、気軽に持ち運ぶことができる

 ユニットコムの「iiyama PC」は、一般ユーザーからゲーマーやクリエイターまで幅広いターゲットに向けた製品を展開しているBTOパソコンブランド。そのうち、もっともオーソドックスでブランドの中核をなすラインアップが「STYLE∞(インフィニティ)」シリーズだ。ユーザーそれぞれの“ライフスタイルに最適化したパソコン”をコンセプトに、エントリーモデルからハイスペックモデルまで多様な製品が用意されている。

 今回紹介する「STYLE-14FH128-U7-UH2X」は、同シリーズのノートパソコンの中ではハイスペック寄りの製品。画面の見やすさと携帯性のバランスに優れたモデルで、持ち運びでも据え置きでも快適に利用できるのが特徴になっている。

 実際に製品を手に取って驚くのが、本体の軽さ。カタログスペックを確認すると約0.95kgとなっており、なんと1kgを切っている。実測ではわずか936gと、公称値よりもさらに軽かった。これくらい軽いと、カバンに入れて持ち運ぶ際もあまり負担に感じない。

 また、軽いとはいっても本体素材にマグネシウム合金を採用しているため剛性は高く、持ち運びの際に不安を感じることはない。メーカーによれば基準が厳しいことで知られる米国国防総省のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストをクリアしており、屋外で持ち運ぶ際の衝撃や乗り物の振動、真夏の車内などのさまざまな状況に耐えうる堅牢性を実現している。

マグネシウム合金を採用した本体は剛性が高く、米国国防総省のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した品質基準テストをクリアしている

 本体カラーは黒が基調で、全体的にシンプルですっきりとした佇まいになっている。14型ディスプレーを搭載しながら、狭額縁デザインの採用で本体サイズが抑えられており、フットプリントは幅がおよそ312.5mm、奥行きがおよそ223mmと省スペース。厚みはゴム足を含めて23.3mmとそれなりにあるものの、奥側から手前にかけて薄く見えるデザインのため数値から想像するよりもずっとスリムに感じる。

本体前面から見たところ。厚みはゴム足を含めて23.3mmあるが、本体奥側から手前にかけて薄く見えるデザインのため数値から想像するよりもスリムに感じられる

 インタフェースは、本体左側面にUSB3.1(Type-C)、HDMI、USB3.1(Type-A)、Thunderbolt 4(Type-C)を、本体右側面にヘッドフォン出力/マイク入力、USB3.0(Type-A)、microSDカードスロットを搭載している。

本体左側面には、USB3.1(Type-C)、HDMI、USB3.1(Type-A)、Thunderbolt 4(Type-C)が搭載されている。Thunderbolt 4ポートはUSB PDに加え映像出力にも対応している

本体右側面には、ヘッドフォン出力/マイク入力、USB3.0(Type-A)、microSDカードスロットが搭載されている

 このうち本体左側面の2つのType-Cポート(USB3.1およびThunderbolt 4)は、どちらもUSB PD対応で充電ポートを兼ねており、付属のACアダプターもいずれかのType-Cポートに接続するようになっている。もちろん、USB PDに対応したサードパーティ製のUSB充電器を利用して本体を充電することも可能だ。

 ちなみに付属のACアダプターは、出力が65Wと大容量ながら非常にコンパクト。質量も実測で100gしかない。しかもプラグを折りたたんで格納できるため、カバンの隅に入れて気軽に持ち運ぶことができる。出張や旅行が多いユーザーや、出先で作業する機会が多いユーザーにはうれしいポイントといえそうだ。

付属のACアダプターは、実測で100gと小型軽量。プラグ部分は折りたたんで格納することができる

 このほか、ディスプレー上部には 200万画素のWebカメラを内蔵しており、ビデオ通話やオンライン会議などに利用可能。通信機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5に対応している。

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