知っておいて損はなし! 耐久性◎なCrucialポータブルSSDの選び方・使い方を大紹介

文●藤田 忠 編集●ハイサイ比嘉

提供: マイクロン

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Crucial X6/X9―コストを抑えつつ高速に読み書きできる小型ストレージがほしい人にオススメ!

 「Crucial X9ポータブルSSD」と「Crucial X6ポータブルSSD」は、それぞれUSB 3.2 Gen 2規格(最大転送速度10Gbps)に対応しており、Type-C端子を搭載している。またCrucial X9ポータブルSSDは容量1TB/2TB/4TBの3モデルがあり、最大読込速度1050MB/秒となっている。Crucial X6ポータブルSSDには500GB/1TB/2TBの3モデルが用意されおり、最大読込速度800MB/秒(500GBモデルは540MB/秒)だ。

 Crucial X9ポータブルSSDCrucial X6ポータブルSSDとも、それぞれコンパクトな樹脂製ボディを採用しており、耐熱、耐衝撃、耐振動性能を備えているため持ち運びやすい。耐落下性能はCrucial X9ポータブルSSDが最大2.2m、Crucial X6ポータブルSSDは最大2mとなっており安心だ。保証期間はそれぞれ3年間。

Crucial X6/X9の主なスペック
Crucial X9
ポータブルSSD
Crucial X6
ポータブルSSD
容量 1TB/2TB/4TB 500GB、1TB/2TB
サイズ W65×D50×H10mm W69×D64×H11mm
読込速度(最大) 1050MB/秒 800MB/秒(500GBモデルは540MB/秒)
出荷時フォーマット exFAT
搭載端子 USB Type-C
対応USB規格
(最大転送速度)
USB 3.2 Gen 2(10Gbps)
耐久性能 耐熱、耐衝撃、耐振動/耐落下(最大2.2m) 耐熱、耐衝撃、耐振動/耐落下(最大2m)
セキュリティ機能
付属ケーブル 両端がType-CコネクターのUSBケーブルが付属

Crucial X9ポータブルSSD―据え置き中心など室内利用向けのポータブルストレージ

 Crucial X9ポータブルSSDは、先に触れたようにUSB 3.2 Gen 2規格(最大転送速度10Gbps)を採用した製品だ。使い勝手に最も影響するアクセス速度についても、実測で読込速度1000MB/秒、書込速度990MB/秒とCrucial X9 ProポータブルSSDとほぼ並ぶ性能となっている。サイズはW65×D50×H10mmと小ぶりで樹脂ボディを採用。容量のラインアップは1TB、2TB、4TBの3モデルだ。

 Crucial X9 ProポータブルSSDCrucial X9ポータブルSSDを比べた場合、スペック上の主な違いといえるのは防塵・防水(IP55)の有無だ。Crucial X9 ProポータブルSSDは防塵・防水(IP55)を備えており、筆者が挙げたビデオ撮影例のように屋外での活用も想定したモデルといえる。Crucial X9ポータブルSSDは防塵・防水(IP55)を備えていないため、据え置き中心など室内利用を想定したモデルといえるだろう。耐熱、耐衝撃、耐振動、耐落下(最大2.2m)といった特徴を備えているため、カバンに入れて持ち出したり、自分のデスクから会議室に移動させる際も安心だ。

Crucial X9ポータブルSSDは樹脂製ボディを採用。耐落下性能は最大2.2mで、耐衝撃、耐振動を備えているので、持ち歩きも不安なく行える

Crucial X9ポータブルSSDもストラップホールを採用(アクセスLEDはナシ)。ストラップを取り付けて持ち歩くのもアリだ

Crucial X9ポータブルSSDは、実測で読込速度1000MB/秒、書込速度990MB/秒となっており、Crucial X9 ProポータブルSSDと遜色ない結果になった

macOS Sonoma上で『Disk Test by Magic Benchmark』を使って「Disk Speed Test」を実行(APFS形式)。読込速度は760MB/秒、書込速度は680MB/秒となった

クラウド系ストレージからCrucial X9ポータブルSSDに移行して、料金を節約

 Crucial X9ポータブルSSDは、PCのバックアップ用途や、スマホの内蔵ストレージを圧迫する写真や動画データの保存先に利用しやすいだろう。

 なかでも、スマホの標準容量では足りず、オンラインストレージを利用している人にオススメしたい。スマホの写真と動画のデータは、コマメに整理整頓してもどうしても増え続けることになる。オンラインストレージの場合、追加料金を支払うことで容量を増やせるものの、一定の容量を超えると月額料金が大きく上昇する傾向にある。Crucial X9ポータブルSSDを使って、PCレスでスマホ内の写真や動画データを丸ごとバックアップして保管管理すると、そんな料金を節約しやすくなる。

iPhoneを使っている人の場合は、『写真』アプリでコピーしたい写真を選択

次に、共有機能を使ってCrucial X9ポータブルSSD内のフォルダーなどに転送しよう。コピーが完了したら、スマホ内のデータを削除だ。すると、スマホの内蔵ストレージの空き容量を増やせる

macOSの標準バックアップシステム「Time Machine」にも利用できる。間違って削除してしまったデータを復元できるため便利だ

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