横5K&49インチの有機EL「CO49DQ」ならゲームをキレキレの映像美で堪能できる!

文●加藤勝明(KTU) 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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保証は3年、焼き付き防止機能も搭載

 有機ELパネルというと心配になるのは「焼き付き」問題だ。有機ELパネルでは使用時間が長いほど素子の劣化が進み、結果として焼き付きという現象が発生するのだが、CO49DQにおいてもその宿命からは逃れることはできない。

 CO49DQではAIを利用した(バズワードを使ってみた感もないではないが)の焼き付き防止機能「Care+」を備えている。静止時は画面輝度を下げる、タスクバーなどの明るさを下げる、画面のコンテンツをピクセル単位で移動するといったモードから選択できる。ただCO49DQを4時間以上使用した場合は「ピクセルクリーン」なる補正機能を使うことが推奨されている。長時間ゲームにのめり込みやすい人は注意が必要だ。

 また、ギガバイトは2024年より同社製有機ELパネル搭載ディスプレーの保証期間を従来の1年から3年間に延長したと発表した。画面焼けも保証対象に含まれるため、焼き付きが気になって腰が引けていたという人にとっては朗報といえる。

画面下のスティックを押し込むとOSDメニューが出る。Care+はここからアクセスする

Care+の設定はスタンダードを選ぶことで「OLEDケア設定を統合して最適な保護を実現(マニュアルより)」できる。アドバンスを選択することでより細かい設定に移行できる

設定周りはほぼ従来通り

 その他CO49DQに搭載されている機能としては、暗部協調(Black Equalizer)やPIP/ PBPを利用した子画面機能、画面に照準やタイマーを出すゲームアシスト機能などがあるが、このあたりは特に既存の製品と変わっていない。

 映像のモード設定やPIP/ PBPの切り替えはOSDを通して設定するほか、同社製ハードの統合制御アプリ「GIGABYTE Control Center(GCC)」を利用することでWindows上から直接操作が可能だ(要USBケーブル接続)。OSDとGCCのうち好きな方を使えばよいが、GCCの方は時間切れでメニューが消えてしまう心配もないので、落ち着いて操作したければGCCを導入することをオススメする。

映像を破綻させない範囲で暗部を見やすくするBlack Equalizer機能。特にリアル寄りのFPSでは活躍する機能だ

OSDのトップ画面。上段に現在の解像度やリフレッシュレートなどが表示されている。メニュー内容は既存のギガバイト製ディスプレーと大差ない。せっかくプレミアム感ある製品なのだから、このあたりで差別化をしてほしいところだ

GCCを導入し、PC本体とUSBケーブル(前述のハブ機能を利用する)で接続することでWindows上からOSDと同等の設定が可能になる。例えばこの画面ではスティックを利用したクイック設定や、ヘッドフォン端子のノイズキャンセル機能が設定可能

FPSやレース、動画鑑賞などさまざまなシチュエーションに合わせた映像モードの切り替えもGCC上で実行できる。さらにRGBCMYの6軸による色補正機能もここからアクセス可能だ

KVM機能で、USB 5GbpsとType-Cそれぞれにどの映像入力を紐付けるかの設定

画面中央に照準やタイマーを表示する(賛否両論の)ゲームアシスト機能のほか、CPUやGPUの温度やクロックを画面に強制的に表示するダッシュボード機能も備える

ダッシュボード機能の表示例。こんな感じでフレームレートをはじめとする情報が強制的に表示される。RTSSなどのオーバーレイのようにゲームの対応は関係なく表示できる

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