このページの本文へ

旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第45回

フィッシュ、チキン、ベジタブル、マトン、全部うまい

機内中ずっとカレーも夢じゃない! 欧州までカレー三昧できるスリランカ航空の旅

2024年05月01日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

機内食で「カレー」がめちゃくちゃ堪能できる
スリランカ航空の魅力(1/3)

 

 スリランカ航空の楽しいポイント、ひとつ目は機内食。往復で4便に乗り、機内食は各2回ずつ提供されました(計8食)。旅の最後となるコロンボ発〜成田行きはフライト時間が短いため1回は軽食でしたが、それ以外は2〜3種類からチョイスできる、ホットミール付きの、しっかりとした食事です。

 成田を出発した直後に提供された最初の機内食では、チキンかビーフで、チキンをチョイス。するとチキンカレーでした。続いて2食目はビーフかフィッシュということで、フィッシュを選択。すると、フィッシュカレーが出てきました。

成田発UL455便の1食目はチキンカレー

成田発UL455便の2食目はフィッシュカレー

 このあたりで「……おや?」と思ったのですが、コロンボで乗り継ぎをした後、コロンボ発の1食目でベジタリアンをオーダーしてみたところ、こんどはベジタリアンカレーが出てきました。しかもどのカレーも、ご飯を中心に両端に味の違う2種類のカレーが入っています。

 一瞬、「スリランカ航空の機内食はカレーしかないのか!?」とも思いましたが、座席モニターで機内食メニューをチェックしたところ、そういうわけではなく、たまたま筆者が選んだほうがカレーだったようです。

 これは楽しいなと思い、コロンボ発の2食目にビーフカレーを期待してビーフを選択したところ、ビーフシチューが出てきました。カレーじゃなかった! これはこれで美味しかったのですが、カレーの口になっていたので、ちょっと残念な気分。というのも、カレーとひと言で言っても、それぞれ味が違っていて美味しいんですよね。日本でも本格的なインド料理やスリランカ料理のレストランに行くと、複数のカレーがセットになったメニューがありますが、それを搭乗中にずっと楽しめる感じです。

ビーフカレーかと思いきや、ビーフシチューでした。シチューも美味しかったのですが、カレーへの期待度が高すぎて(勝手に)残念な気分になったのは事実です。

モニターで機内食のメニューが確認できる

 すっかりカレーにはまってしまい、復路の便ではしっかりとメニューをチェックして、カレーが出てくるほうをオーダーしていました。ちなみに筆者は成田空港やコロンボ空港のラウンジでもラウンジカレーを食べていたので、移動中の筆者の胃袋は、ほぼカレーで満たされていたことになります。

スリランカ航空はJALと同じアライアンス「ワンワールド」のため、成田空港ではJALラウンジが使えます。筆者は名物のJALラウンジカレーをいただいてから搭乗したので、ここからカレー三昧の旅がはじまっていたことになります

コロンボのバンダラナイケ国際空港に到着語、ラウンジで食べたのはマトンカレー

 また、食後のドリンクサービスも良いんです。スリランカと言えば紅茶「セイロンティー」が有名ですよね。ほかの飛行機では乗務員さんが「コーヒー、ティー」と声をかけるところ、スリランカ航空では「コーヒー、セイロンティー」と言って回ります。紅茶党の筆者としては、このあたりのこだわりもうれしいポイントでした。

食後はセイロンティーで。セイロンティーとは、スリランカ産紅茶の総称です

ビールはスリランカ産の「ライオンビール」(度数4.8%)でした。スリランカを代表するビールメーカー、ライオン・ブリューワリーの定番商品です

 (次ページ:乗り継ぎが長いほど無料サービスが増えます)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン