グーグルは4月10日(現地時間)、AIで社内向けの研修動画などを生成できるサービス「Google Vids」を発表した。
Google Vidsは一般的な動画作成サービスと異なり、社内用の動画作成に特化していることが特徴。操作体系もシンプルで、AIが簡単に編集できるストーリーボードを生成し、ユーザーに対してスタイルを提案。ユーザーがスタイルを選ぶと、AIがストックビデオ、画像、BGMを組み合わせ、スタイルに合ったドラフトを作成してくれるという。
ナレーションについてはユーザーが用意した音声と、Google Vidsにプリセットされた音声の双方に対応する。ほかにも、編集画面経由でGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、同社が提供するほかのサービスと連携することも可能だ。
ブラウザーから動作するクラウドサービス形式となっており、ほかのユーザーとの共同で編集作業を進めることもできる。
同社では6月に本サービスのテスト版をWorkspace Labsで公開する予定。正式版公開後はGeminiのGoogle Workspaceプランから利用できるが、4月12日現在、正式版の具体的な公開時期や料金は発表されていない。