時系列分析「RealBoard」、ソラカメとAPI連携。画像取得に対応

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物体検知AI(YOLO)による通行量見える化(RealBoard:カンタン・カメラ画像表示機能)

 IoT/DX向け時系列データベース開発およびソリューション開発を手掛けるプロンプト・Kは2月28日、時系列データを見える化できるパッケージソフトウェア「RealBoard」に、ソラコムが提供するソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」の各種APIと連携して「ATOM Camシリーズ」のカメラ画像を取得できる機能を追加した。

 あわせて、RealBoardとソラカメAPI連携オプション機能等を独自のクラウド上に構築、既存のサービスに組み込むといった「構築作業までが全てセット」になったエンジニアリングサービス「RealBoard構築パック for ソラカメ」の提供を開始した。引き渡し後のクラウド環境は、再販可能(OEM提供)なライセンス体系になっている。

ソラカメ対応カメラのATOM Cam2

 新しいソラカメAPI連携機能では、ソラカメの全てのサービス体系のAPIに対応しており、Wi-Fi環境があれば「クラウド常時録画ライセンス」「クラウドモーション検知“無制限”録画ライセンス」による常時録画から画像を取得できる。

 さらに、4G/LTE搭載Wi-Fiルーター(別途回線が必要)とソラカメの「ライブ視聴見放題機能」を組み合わせることで、定期間隔やイベントトリガーによる都度の通信接続により通信量を大幅に抑えたモバイル回線を活用した運用が可能になるという。

赤枠「提供システム部」と物体検知AIやIoTセンサーとのイベント撮影の組合せ事例

 ユーザーのソラカメ契約とクラウドに「提供システム部」を迅速に構築することで、すぐにカメラ画像を活用したIoTサービスがローンチできる。プロンプト・Kのエンジニアが、指定のクラウド上への構築作業等の一式を担当する。

 さらに、記録や監視といった業務への適用や画像解析や物体検知AI等の利用には、ソラカメAPIからの画像取得機能や取り込んだ画像の管理機能を活用できる。カメラ画像の見える化には、自分で作れる「ノーコードUI・画面機能(マルチカメラダッシュボード/カメラ画像表示)」を持つRealBoardを利用可能。

採用事例:高齢者施設カメラ見守り(RealBoard:マルチカメラダッシュボード機能)

 料金プランは、初期構築費用と初年度ライセンス費用の全て込みで「PoCプラン:60万円~」のパッケージプランからスタートできる。別途、ATOM Camシリーズ本体と対応するソラカメの台数分の契約が必要となる。

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