さとるの自腹旅レポート 1泊1540円
10万円で10日間、東南アジアを何ヵ国まわれるか挑戦してみた トラブル続きのシンガポール/インドネシアの巻(2〜3ヵ国目)
2024年01月24日 06時30分更新
2ヵ国目となるシンガポールへ到着!
ふらふらと鼎泰豐に吸い込まれる私……
というわけで、オンタイムで2ヵ国目シンガポールのチャンギ国際空港に到着。このあと夕方には船で次の目的地へと移動するため、シンガポールはあまり滞在時間がありません。駆け足で街中に出かけようかと思ったものの、外はあいにくの雨。
以前のレポート「乗り継ぎ17時間!? 最悪を最高に変えるシンガポール・トランジット」でもお伝えしたとおり、シンガポールのチャンギ空港は、いろいろな施設があるので便利です。そこでしばらく空港の休憩エリアで充電をしたり、バタフライガーデンで蝶々を見たりと空港で時間をつぶしつつ、隣接する商業エリア「ジュエル(Jewel)」でお昼を食べることにしました。
なにかシンガポールらしいものを食べようかなと、ジュエルを歩き回ってみたものの、うっかり小籠包が美味しい台湾の名店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」を見つけてしまい、ふらふらっと入ってしまいました。
小籠包6個セットと炒飯、そしてビールを2瓶オーダー。鼎泰豐は小籠包のお店として有名ですが、個人的には「炒飯」が絶品だと思っています。日本も含めて世界各地に出店しているので、海外で「美味しい米の飯が食べたい!」となったとき、ふらふらと入っちゃうんですよ。
ただしお値段のほうも、43.72SGD(シンガポールドル)で、約4700円とかなりお高め。シンガポールは東南アジアのなかでもかなり物価が高い国ですし、それに加えて名店の空港価格ということもありこの価格に。節約旅行中にはかなり厳しいです。
実はシンガポールの滞在を短くしたのは、この物価高も関係しています。宿も高いので泊まらずに今回の旅では立ち寄るだけとなってしまいました。
一転、予定の便に間に合わない!?
慌ててタクシーへ飛び込むも、出費が痛手に
高いとは言えお気に入りの小籠包と炒飯なので、お腹は大満足。そのまま次の国へと向かうため地下鉄に乗り込んだのですが……ここでミスが発覚。地下鉄に座ってGoogleマップでの経路案内を確認しつつ、事前に入力しておいたGoogleカレンダーの予定計画を見合わせてみると、このまま地下鉄に乗っていると、次の国へ行く船便へのアクセスが間に合わないことがわかりました。
どうやら1時間ほど勘違いしていたようです。ベトナムとシンガポールは1時間の時差があるので、それが原因だったのかも。とにかく地下鉄からさらに路線バスでの乗り継ぎでは間に合わないので、慌てて列車を飛び降りてタクシー乗り場へと向かいます。
ちなみにシンガポール地下鉄は、クジットカードのタッチ決済や、Apple Pay、Google Payでも乗れるので、改札を出るときもタッチ決済でオーケー。ただし同じ駅で出入りしたわけですが、1.80SGD(約194円)はしっかりと加算されていました。
地下鉄と路線バスの乗り継ぎだと1時間かかる予定でしたが、幸いタクシーなら20分の距離。なんとか船には間に合ったものの、タクシー代として16.90SGD(約1816円)がかかりました。地下鉄と路線バスなら400円ほどで行けたはずなので、ムダな出費となってしまいました……。
(次ページ:なんとか船に間に合うも海は大シケ!)

この連載の記事
-
第124回
トピックス
2026年は“穴場”が主役!円安でも行ける、旅賢者おすすめコスパ最強旅先 5選【保存版】 -
第123回
トピックス
【え、1日16円?】eSIMが激安すぎる世界線が来ていたので、海外で試してみました -
第122回
トピックス
JAL・ANAの航空券が過去最大値下げ!ブラックフライデー最新情報まとめ【2025年版】 -
第121回
トピックス
初の“扉付き”ビジネスクラスシート誕生!4Kモニター&ワイヤレス充電にも注目「これ、マジで乗りたい!」 -
第120回
トピックス
まるで空港版SASUKE!? 空港のプロが魅せる「グラハン頂上決戦」に潜入 ANAの“究極の荷物スキルバトル”とは? -
第119回
トピックス
実は損してるかも? 海外クレカ決済の落とし穴と節約テク -
第118回
トピックス
バスごとフェリーで海を越える!? 渡り鳥ルートを再現した激レア旅と“消えた隣人”の話 -
第117回
トピックス
たった1800円でドイツ縦断!? 安すぎる鉄道「FlixTrain」に乗ってみた! -
第116回
トピックス
【密着レポ】ANAのパイロット訓練、実はフロリダでやってた! -
第115回
トピックス
うますぎ注意!旅先で出会った世界の絶品メシ6選 -
第114回
トピックス
600年前から営業中!? 辿り着いた“中世の街”がタイムスリップ級でした - この連載の一覧へ



















