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AOSデータ社、データコマースDataMart.jpに医療・ヘルスケアオープンデータを公開

PR TIMES

AOSデータ株式会社
~Data to AI(R)仕事術で医療・ヘルスケア業界の生産性向上~ 2023年12月7日クリーンテックデータフォーラム開催

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下 AOS データ社)は、医療・ヘルスケア産業関連の事業者の方々において、持続可能な医療システムの確立や高齢者の健康維持などのサービスの情報となる、医療・ヘルスケアオープンデータをAI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」( https://datamart.jp/ )で公開したことをお知らせします。



■医療・ヘルスケアデータの高まり
近年、医療およびヘルスケア分野におけるデータの重要性が高まってきています。背後には、全球的な高齢化の進展、医療技術の急速な進歩、そしてデジタル変革の波があります。人々の平均寿命が延びる中で、持続可能な医療システムの確立や高齢者の健康維持が急募となっており、そのための政策策定やサービス提供には、正確かつ詳細なデータが不可欠です。同時に、AIやビッグデータ技術の進化により、膨大な医療データの解析が可能となり、個々の患者に最適化された治療や予防策の提供が期待されています。このような背景から、医療およびヘルスケアデータの取得、管理、活用がより一層重要となってきています。医療およびヘルスケアデータが重要視される背景には、以下のような要因があります。

医療およびヘルスケアデータは、今後もその重要性を増していくことが予想されます。データを適切に管理し、活用することで、より質の高い医療サービスの提供や、健康の増進・維持が期待されています。

■医療・ヘルスケアデータとは
医療およびヘルスケア分野におけるオープンデータは、近年ますます注目されています。これは、公的な情報開示が医療の透明性向上や市民の健康意識の啓発、そして研究の進展に資するためです。オープンデータは、医療関連の情報を広く市民や研究者、事業者などに公開することで、新しいサービスやアプリケーションの開発、疾患予防の啓発キャンペーン、医療政策の策定など様々な活用が可能となります。特に、デジタル化が進む現代において、こうしたデータは大きな価値を持ちます。以下に、医療およびヘルスケアのオープンデータの具体的な内容について、説明します。

これらのオープンデータは、政策決定、研究、市民の健康意識向上など様々な目的で利用されます。

■医療・ヘルスケアデータの特徴
医療およびヘルスケアの領域は、人々の生命や健康に直接関わる非常に重要な分野であり、データの活用はこれに新たな価値をもたらしています。しかし、他の分野と比較して、医療データはその特異性と独特の性質を持っています。データの中には、個人の生活習慣や遺伝情報、治療の詳細といった非常にプライベートな情報も含まれるため、取り扱いには注意が必要です。その一方で、これらのデータを適切に活用することで、疾患の早期発見や効果的な治療方法の提供、さらには新しい医療技術の開発といった革新的な成果を生み出すことも可能です。オープンデータとして提供される医療情報は、その公開の方法や範囲によって、多くの利益をもたらすだけでなく、新たな課題やリスクも生じることがあります。以下に、医療およびヘルスケアのオープンデータの特徴を挙げます。

1、具体性
医療データは具体的で詳細な情報を持っていることが多い。例えば、疾患の発生率や治療結果など、特定の情報が詳細に記載されている。
2、量的な豊富さ
医療機関や研究施設が日常的に収集するデータの量は膨大である。
3、時系列性
医療のオープンデータは時間の経過とともに収集されるため、時系列分析が可能。
4、多様性
疾患の種類、治療法、患者の背景情報など、多岐にわたるデータが存在する。
5、高い専門性
医療データは専門的な知識を必要とすることが多い。正確な解釈や活用のためには、医療やヘルスケアに関する深い知識が求められる。
6、プライバシーの懸念
個人の健康情報や病歴など、患者のプライバシーに関わるデータも多い。オープンデータとして公開される際には、これらの情報が適切に匿名化・集計されることが重要。
7、地域性
疾患の発生率や医療資源の分布は、地域や国によって異なるため、地域性を考慮することが必要。
8、更新頻度
新しい治療法の導入や疾患の流行など、医療の情報は日々変わることが多いので、データの更新頻度が高い。
9、標準化の課題
異なる医療機関や研究施設で使用されるデータの形式や基準が異なることがあり、標準化が必要となる場面が多い。
10、予測の価値
医療のオープンデータをもとに、疾患の流行予測や治療の効果予測など、未来を見越した分析が行われることが多い。

これらの特徴を考慮し、適切な手法やツールを用いてデータを活用することで、医療分野における様々な課題の解決や新しい発見を促進することが可能となります。

■ユーザーは医療・ヘルスケアデータの品質をどのように評価できるか?
データ駆動の時代となった現代、医療およびヘルスケア分野における情報の正確性と透明性は、ますます重要となってきています。治療の判断から予防医学、さらには新しい医薬品や医療技術の開発に至るまで、正確で信頼性の高いデータは不可欠です。しかし、データの質はその提供源や収集・処理の方法によって異なり、全てのデータが等しく価値を持っているわけではありません。そのため、使用するデータの品質を正確に評価することは、医療従事者、研究者、さらには一般の市民にとっても非常に重要となっています。特に、オープンデータとして公開されている情報を利用する際には、その信頼性や適切性を十分に確認する必要があります。以下に、医療およびヘルスケアデータの品質を評価するための具体的な手順を示します。これらのステップを踏むことで、データの品質とその活用の範囲をより明確に理解することができるでしょう。

医療およびヘルスケアデータセットの品質の評価は、以下の3つの手順で行うことが推奨されます。

1、データセットをサンプリングする
医療データセットの品質を確認するための第一歩として、サンプリングを行い、データが対象となる全体の母集団を適切に代表しているかを確認します。具体的には、データの一部を取り出して詳細に検証し、正確さや完全性、一貫性をチェックします。
2、データ収集方法を確認する
データの信頼性や有効性を確認するためには、その収集に用いられた方法論を検証することが不可欠です。使用された調査の設計や質問、サンプリング戦略、データの整理や分析手法など、収集過程全体を詳しく調査します。
3、データ属性を評価する
データセットの具体的な内容に目を向け、それが研究や業務の目標にどれほど関連しているかを確認します。例えば、患者の年齢分布、疾患の種類や発生頻度、治療法の適用状況、予防接種の受け取り状況など、データの主要な要素や属性を調査して、それが目的に適合しているか、また有用性が高いかを判断します。

これらのステップ、すなわちサンプリング、データ収集方法の確認、そしてデータ属性の評価を通して、ユーザーは医療およびヘルスケアデータセットの品質を総合的に評価し、そのデータが特定の要求やニーズに適しているかを判断することができます。

■AI学習用データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」とData to AI仕事術
近年、医療およびヘルスケアの分野では、デジタル化の波が急速に進行しています。この中心には、オープンデータの活用が位置づけられています。オープンデータは、公共の利益のために利用や再利用が許可されたデータで、特に医療分野においては、疾患のトレンド、治療結果、患者のフィードバックなど、多岐にわたる情報が集積されています。この膨大なデータの中から、有益な情報を抽出し、それを基に新しい治療法の開発やサービスの最適化を図ることが、現代医療の大きな課題となっています。そして、これを実現するための鍵として、オープンデータの活用が注目されているのです。オープンデータを効果的に利用することで、医療サービスの質を向上させるだけでなく、ヘルスケア全体の効率化やコスト削減にも寄与することが期待されています。以下に、医療およびヘルスケア分野でのオープンデータの具体的な活用例とその効果について詳しく紹介します。

医療およびヘルスケア分野のオープンデータを活用することで、多くの効果的な仕事術が生まれます。以下はその具体的なサンプルと、使用されるデータ、及びデータ活用の効果を示す例です。

これらの活用例を通じて、医療およびヘルスケアのオープンデータがもたらすポテンシャルの大きさが理解できます。データを基にした意思決定は、患者のケアの質を向上させるだけでなく、全体の医療体系の効率化や最適化にも寄与します。

■データの共有・活用から、資産として売買されるDXの推進へ
AOSデータは、『Data to AI(R) 』というキャッチフレーズを掲げ、AI・DX時代のAI&データドリブン経営のためのデータワンストップサービスを展開しています。具体的には、紙などのアナログ情報をデジタル化するプラットフォーム「aipapyrus.com」、企業内のデータを安全に共有・集積するプラットフォーム「aosidx.jp」、損失したデータを復旧するデータリカバリーセンター「data119.jp」、データを活用するためのAIデータ加工センター(データアノテーションサービス) 「aidata.jp」など、データのライフサイクル全体を一気通貫で管理するための各種ソリューションを、ワンストップで運営および提供しています。

 「DataMart.jp」は、データ化、データ共有と保存、データ活用のデータライフサイクルの次に位置付けられる、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進いたします。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」を支える各賞受賞実績の技術
「DataMart.jp」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で16期連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を14年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューション「AOS IDX」を支えるソリューションとして開発されました。

■AI学習用データコマース「DataMart.jp」概要 ( https://datamart.jp/ )
・目的:ビッグデータ、オープンデータ、マイデータを蓄積しAI学習用データの加工を支援。AI学習用データの収集の効率を上げAIシステムの構築に専念できるよう、各企業のAIシステム開発の生産性向上をサポートします。

・対象データ:
位置データ、財務データ、eコマースデータ、会社データ、企業統計データ、技術データ、シンセテイックデータなどオープンデータ(法人のビッグデータ、個人のマイデータを購入、販売、取引が可能)
・DataMart.jpのメリット
(1)データ販売者:自社で蓄積したデータをマネタイズし、更新データ提供などを通して継続的なロイヤリティの獲得
(2)データ利用者:必要なデータを手間をかけずに入手でき、購入後すぐ活用できるよう加工された高付加価値データを自社のAIに効果的な学習用データとして提供できる
・DataMart.jpの特徴
マッチング表示:登録情報や希望条件にマッチするデータセット を優先して表示
メッセージ機能:データセット提供者と直接コンタクトし、データに関する質問などスピーディに情報交換可能
いいね機能:興味のあるデータセットに「いいね!」をしておくと、該当データセットの最新の状況を常に確認できる
・DataMart.jpの利用料金
販売者様からの手数料:10% 
購入者様からの手数料:データ販売額の0% *オープンデータの場合無償

■医療・ヘルスケアデータプロバイダーの募集
近年、医療・ヘルスケア業界も大きな変動の中にあります。特にテクノロジーの進化や新型コロナウイルスの影響を受け、医療・ヘルスケアデータの有効活用の必要性が増しています。データを元にした診断支援、治療方針の決定、予防医学の進展など、データドリブンのアプローチが業界の革命をもたらすキーポイントとなってきています。この変化の中心に立ち、革新的な医療・ヘルスケアデータコマースの展開を目指しています。そのための大切なステップとして、信頼性の高い医療・ヘルスケアデータを提供していただけるデータプロバイダーを募集しています。

このたびAOSデータ社では、以下のフォーラムを開催いたしますので、是非、ご参加ください。

■「クリーンテック xAI/DXフォーラム」開催概要
(1)日時:2023年12月7日(木)14:00~17:30(受付開始 13:45)
(2)会場:日経ホール&カンファレンスルーム  「日経・大手町セミナールーム2」
    https://www.nikkei-hall.com/access/
    東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F *当日は、オンラインとハイブリッドで開催予定です。
(3)お申し込み先: https://form.aosdata.co.jp/corporate/event2314-input/                                               
*本アジェンダは予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

【AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:春山 洋
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円) 
URL: https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業7,000社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、14年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データのフォレンジック調査や証拠開示のEデイスカバリサービスで数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセットマネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。また、 若手隊員の登用・育成を促進し、防衛省の優秀な人材確保・育成に寄与することを目的として作られた若年定年制度を支援し、先端技術のエンジンニアキャリアが活かされる産官連携で日本社会に貢献します。