10月23日、総務省は楽天モバイルにプラチナバンドとなる700MHzの周波数帯を割り当てると発表した。
しかし、同時に明らかになった楽天モバイルの開設計画に対して、競合他社が異論を唱えはじめたのだった。
計画値が控えめで「本当にやる気があるのか」と言いたいようなのだ。
楽天モバイルが提出した開設計画では、プラチナバンドでのサービス開始を2026年3月頃としているが、同社では「準備が整えば、期日を前倒して運用開始する」という。
このスケジュール感に対してKDDIの髙橋誠社長は「すごい遅いペースだと思う」と語り、ソフトバンクの宮川潤一社長も「ちょっと寂しい計画だった」と本音を漏らす。
ライバルの社長が指摘するのはスケジュールだけでない。開設計画では「10年間で544億円」という設備投資額に対しても疑問の声を上げるのだ。
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