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Xiaomi 13Tシリーズのグローバル版が発表! ライカカメラを搭載

2023年09月28日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII

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◆高画質なライカカメラを搭載

 カメラは5000万画素の広角、2倍望遠に加え、1200万画素の超広角の3つを搭載。カメラの台座部分には「LEICA」の文字が入れられている。日本発売モデルはこの部分がカメラ画素数の「50MP」に置き換わっている。なお、日本で発表されたモデルはライカ監修ではない。

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ライカロゴの入ったカメラ部分

 カメラのUIはシャオミ標準のもので、プロ、ドキュメント、ビデオ、ポートレート、夜景、もっと見る、この6つがモード切替部分に並ぶ。カメラ性能はXiaomi 13T Pro、Xiaomi 13Tどちらも同じながら、チップセットの差によりXiaomi 13T Proのみ最大動画撮影解像度は8K 24fpsとなる。

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カメラのUI

 シャオミの上位モデル同様、Xiaomi 13Tシリーズでも写真の仕上がりの色を「LEICA Authentic」「LEICA VIBRANT」から選ぶことができる。表示切替はトグル式で2つのモードが入れ替わるが、LEICAの下のモードの文字が小さいため、若干見にくいのが気になった。

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タッチで「LEICA Authentic」「LEICA VIBRANT」が切り替わる

 「もっと見る」の中には50MP、パノラマ、ショートフィルム、スローモーション、タイムラプス、長時間露光が並ぶ。50MPは最近のスマートフォンカメラではほぼ標準となった高画質モードへの切り替えで、通常撮影ではピクセルビニングにより1200万画素相当での撮影となる。ショートフィルムはVlogやSNS向けの1分以下のビデオクリップを簡単に撮影できるモードだ。

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もっと見るの中にある6つのモード

 以下は発表会会場で撮影した作例だ。発表会は夜に行なわれたので、屋外での撮影は夜景モードのみ試した。撮影は標準広角カメラのみ、LEICA Authenticモードで行なった。

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明るい照明の下で食事を撮影

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やや暗い室内でろうそくを撮影

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同時に発表になったXiaomi Watch 2 Proのディスプレー台。明暗の差もうまく写している

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ポートレートでボケ最大、後ろ側の花にピントを合わせてみた

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夜景モード。空の雲は実際には良く見えないがAI処理で浮かび上がった

◆【まとめ】フラッグシップモデルに迫るカメラ性能

 MediaTekのチップセットとはいえ、高性能モデルを搭載するXiaomi 13T Proはフラッグシップクラスの製品に十分対抗できる性能を持っており、他社のハイエンドモデルと互角のレベルに達した製品と感じられた。被写体に応じてライカモードやライカフィルターを切り替えて撮影するのも楽しい。

 Xiaomi 13Tはチップセット性能こそ違うものの、普段使いするならばこの性能で困ることはないだろう。日本向けにはライカカメラは搭載されないものの、性能の高さと本体のデキの良さはグローバルモデルと変わらない。海外及び日本でXiaomiファンを増やす製品になるだろう。

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ライカカメラ搭載で他社のカメラフォンと互角に戦える

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