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MWC Barcelona 2023レポート 第7回

スマホだけでなく、ロボットや生活家電、ペット用の自動給餌器まであるMWCのシャオミブース

2023年02月28日 18時50分更新

文● 中山 智 編集● ASCII

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 Xiaomi(シャオミ)は、スペイン・バルセロナにて2月27日から開催している「MWC Barcelona 2023」に出展。前日にグローバル発表をした「Xiaomi 13シリーズ」をはじめ(「シャオミ、1インチセンサーのライカカメラ搭載「Xiaomi 13 Pro」を海外発表」)、同社が取り扱っている各種デバイスを展示していた。

MWC Barcelona 2023でのXiaomiブース

ライカカメラの最新ハイエンド「Xiaomi 13 Pro」のほかに
ミドルクラスの「POCO X5」シリーズも展示

 Xiaomiブースは昨年と同じく、大手スマートフォンメーカーなどが集まっているホール3だが、南側のエリアを使用していた。ブースの中央には、「Xiaomi 13 Pro」「Xiaomi 13」のほか、「Redmeシリーズ」などを展示。「Xiaomi 13 Pro」や「Xiaomi 13」などの最新モデルについては、別記事にてフォトレポを掲載しているので(「1インチのライカカメラ! シャオミ「Xiaomi 13 Pro」の実機を発表会で触った」)、そちらを参照してほしい。

Xiaomi 13 Pro

 また同社のブースには、別ブランドとして展開している「POCO」の製品展示エリアもあり、2月上旬に発表された新モデル「POCO X5 5G」と「POCO X5 Pro 5G」を展示していた。

Snapdragon 695搭載のPOCO X5 5G

本体背面

カメラは超広角と標準、マクロの3眼仕様

本体右側面

本体上部

Snapdragon 778G搭載のPOCO X5 Pro 5G

本体背面

カメラは同じく3眼仕様だが、メインには約1億画素のセンサーを搭載

本体右側面

本体上部

2足歩行型のロボットに各種家電製品も
日本での展開にも期待したい

 さらに最近Xiaomiが力をいれているロボットも、4足歩行型の「CyberDog」と2足歩行型の「CyberOne」を展示。残念ながら「CyberOne」は静態展示だったが、CyberDogはエリア内で自立稼働させていた。

四足歩行型CyberDog

静態展示だったCyberOne

 Xiaomiはスマートフォンだけでなく、IoT機器や生活家電なども豊富に取り扱っているため、ブースの周辺エリアでは「Smart Home Cinema」や「Smart Living Room」、「Smart Workspace」とテーマごとに、各種デバイスをアピールしていた。

テーマごとにXiaomi製品を展示

 Xiaomiのラインアップは総合家電メーカーなみに豊富で日本で未発売のものも多いため、詳細な紹介は省くが、こういったメーカーでは定番のテレビやスピーカーから、プリンター、ルーターだけでなく、調理家電や食洗機まであり、Xiaomi製品だけでビジネスから生活までこなせるのではと思わせるほど。

擬似的な炎の演出があるグラフェンヒーターのMijia Graphene Baseboard Heater

ペット用の自動給餌器、Xiaomi Smart Pet Food Feeder

シェーバーなどがセットになったXiaomi Grooming Kit Pro

調理家電のXiaomi Fryer 6L

ビルトインタイプの食洗機、Mijia Smart Dishwasher S1

スモールオフィス向けにプリンターやルーターもラインアップ

 Xiaomiというと、まだ日本ではスマートフォンメーカーというイメージが強く、一般的な認知度は高くない。そこでこれらスマートフォン以外の製品を日本にも大量に導入し、また海外では展開しているリアル店舗も日本でスタートすれば、「Xiaomi」というイメージが日本ではまた違った印象で広がるのではと感じさせるブースだった。

ブース内にあるカレンダー12カ月ぶんを集めると、Xiaomiグッズのプレゼントも実施

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