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Silent-Master NEO B650A Miniをレビュー

Ryzen 5 7500Fで良コスパな静音ゲーミングPC、ゲームベンチ中でも40dB未満の静けさ

2023年09月26日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: サイコム

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SSDはPCIe接続モデルにすべき

 続いて、PC全体としての実力を見ていこう。まずは総合性能を測る「PCMark 10」の結果から。結果はスコアーとして表示され、この数値が高いほど快適に動作するPCとなる。

 なお、スコアーは総合だけではなく、ブラウザーやビデオ会議性能を見る「Essentials」、主にオフィスソフトの性能を見る「Productivity」、クリエイティブ用途の性能を見る「Digital Content Creation」というサブスコアーも表示してくれる。

Ryzen 5 7500Fで良コスパな静音ゲーミングPC、ゲームベンチ中でも40dB未満の静けさ

PCMark 10の結果

 総合スコアーは8345と、ミドルクラスのゲーミングPCとしては高め。サブスコアーもバランス良く好成績で、よほどCPU性能がモノを言う用途、例えば動画編集やCGレンダリングなどでなければ、まず不満を感じないだけの性能がある。

 なお、今回の試用機ではストレージがSATA接続SSDのため、スコアーが若干低くなっていると思われる。トレンドのPCIe接続SSDを選んでいれば、全体的にもう少し底上げされてもおかしくない。

 そのSATA接続SSDを「CrystalDiskInfo」で情報を読み取り、「CrystalDiskMark」で速度をチェックしてみた。

Ryzen 5 7500Fで良コスパな静音ゲーミングPC、ゲームベンチ中でも40dB未満の静けさ

CrystalDiskInfoでチェック

Ryzen 5 7500Fで良コスパな静音ゲーミングPC、ゲームベンチ中でも40dB未満の静けさ

CrystalDiskMarkの結果

 SATA 3.0接続なので、シーケンシャルアクセスでも500MB/s台。HDDと比べれば高速だが、PCIe接続SSDと比べてしまうと、桁違いに遅い。数千円の節約になるとはいえ、この速度差を考えると今わざわざSATA接続を選ぶメリットは薄い。

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