9月13日に発売された「Orbic FUN+ 4G」を使ってみました。Orbic(オルビック)はアメリカ発のモバイル機器メーカーで6月1日に日本上陸を発表。当初、6月内の発売を予告していましたが、7月になっても、8月になっても発売されず、心配していたところ、ようやく発売日の案内が届いた次第。Orbic FUN+ 4Gは機種名の通り、5Gには対応していない4Gのスマホ。市場想定価格は2万4800円となっています。
◆やや古さを感じさせるデザインだが、ベーシックで扱いやすい
Orbic FUN+ 4Gの本体サイズは約161.8×73.6×9.83mmで、重さは約192g。大きすぎず、小さすぎず、昨今のスマホとしては標準的なサイズ感。やや厚みはありますが、エッジ部が丸くなっているので、手に馴染みやすく、安定したホールド感が得られます。
ディスプレーは6.1型液晶で、解像度は1560×720ドット。やや低めのスペックで、輝度も低め。最近は低価格帯でも有機ELを採用する機種が増えているので、画質に物足りなさを感じる人もいるでしょう。
右側面に音量ボタンと電源ボタン、左側面にSIMスロットを搭載。2枚のnanoSIMを装着でき、2枚目のSIMの代わりにmicroSD(最大1TB)を装着することもできます。上部にはイヤホンジャックとマイク。下部にはUSB Type-Cポート、スピーカー、マイクを搭載しています。
背面パネルはポリカーボネート製で、指の脂が付きやすいのが気になるところ。指紋センサーは背面にあり、デザイン的にやや古い印象は否めませんが、使ってみると左右どちらの人差し指でも当てやすく、便利だったりします。背面パネルの右側には「Orbic」のロゴを記した部分があり、この部分だけ質感が異なり、滑りどめの役割も果たしているようです。
この連載の記事
-
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる -
第500回
スマホ
サムスンの指輪型デバイス「Galaxy Ring」を使って変わった健康への意識 -
第499回
スマホ
サムスン「Galaxy Z Fold6」は折りたたみに加えてAIでビジネス機能が大幅強化された -
第498回
スマホ
「Galaxy Z Flip6」はGalaxy AIの活用でよりカメラ撮影が楽しくなった -
第497回
スマホ
シャープ「AQUOS R9」はデザインやチップの変更で評価が分かれたが、実機であらためて実力を検証した -
第496回
スマホ
カラバリ違いでも楽しい! 「Nothing Phone (2a) Special Edition」を通常版と比較した -
第495回
スマホ
Nothingの最新スマホ「CMF Phone 1」は背面カバー交換でスマホにワクワクを取り戻した! - この連載の一覧へ