ファーウェイ・ジャパンが8月28日に発売したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」を使ってみました。「HUAWEI WATCH FIT」シリーズは、ファーウェイのスマートウォッチの中で最も安い価格帯で、カジュアルなデザインが特徴。されど、必要十分な機能を備えているシリーズです。
今回リリースされた「Special Edition」は、昨年発売された「HUAWEI WATCH FIT 2」の後継ではなく、機能と価格を抑えた下位モデル。価格は1万4080円で、HUAWEI WATCH FIT 2(2万680円)と、「HUAWEI Band 8」(8580円)の中間に位置づけられるモデルといっていいでしょう。FIT 2よりも画面が小さくてBluetooth通話機能はないが、Band 8よりは画面が大きくBand 8にはないGPSを搭載している。そんなモデルです。
文字盤はほどよい大きさで、見やすく操作しやすい
HUAWEI WATCH FIT Special Editionは1.67インチ(456×280ドット)のAMOLED(有機EL)ディスプレーを搭載。メリハリのあるクッキリとした画質で、日光下でも見やすいのが利点。“大画面” というほどではありませんが、タッチ操作もしやすく感じました。
ケースの右側にサイドボタンを搭載し、画面点灯やワークアウトメニューの呼び出しなどに使えます。メーカーによっては、格安のスマートバンドには物理ボタンがないこともありますが、やはりあったほうが操作性は向上します。
カラバリはスターリーブラック、フォレストグリーン、ネビュラピンクの3色があり、筆者が借りたのはスターリーブラック。ベルトは交換できますが、ケースの色も異なるので色の選択は慎重に。重さは21g(ベルトを含まず)。ベルトを付けた状態で筆者が計ったところ36gでした。長時間着けていても苦にならない軽さです。