HyperX、ゲーミングヘッドセット「Cloud III」ワイヤレス版
HyperXは「Cloud III ゲーミングヘッドセット(ワイヤレス)」をAmazonにて各2万1980円で発売開始。レッド、ブラックの2色をラインアップしている。
本製品は、6月に発売した「Cloud III」のワイヤレス版で、2.4GHz接続に対応。角度を付けた53mmドライバーやDTS Headphone:X SpatialAudioテクノロジーを採用。オーディオを仮想3D空間に拡張し、没入感のあるサウンドをうたう。PC、PS5、PS4、Nintendo Switchなど、複数のプラットフォームに幅広く対応する。
[記事を読む]
【編集部/ゲーム担当 ヤヒロ】
今年の5月に登場した「Cloud III Gaming Headset」のワイヤレス版とのことで、期待値はかなり高いです。
有線モデルは、ロングセラーとなっていた「Cloud II」からさらに、装着感や耐久性、マイクの音質などが進化した正統後継モデルです。この有線モデルの完成度が高かっただけに、発売当初は「ワイヤレス化されたらよりいいなー」と思っていました。そのワイヤレスモデルが登場したということで、ついに出たか! といった感じですね。
さらに一番驚いたのが、最大120時間をうたうバッテリー駆動。長時間駆動過ぎて、最初はスペックを見間違えたんじゃないかと思いましたよ。
ワイヤレスヘッドセットを使っていて唯一わずらわしいのが、こまめな充電なので、それが解決されているだけで、もうほしい!
抜群の装着感に驚き! 8年ぶりの刷新とげた
レジェンド級ゲーミングヘッドセット
(有線モデルのレビュー記事)
付け心地の面で最も重要なイヤーパッドの厚みは増している。Cloud IIよりさらに柔らかくなり、形状が変化するメモリーフォームによって快適性がグッと上がっている。装着すると、その柔らかさと違和感のなさがわかる。筆者の耳はやや平均よりも大きく立ち耳気味(いわゆる猿耳というやつだ)だが、そんな筆者の大きな耳でもすっぽりと包み込んでくれた。その名のとおり雲のような付け心地だ。
ヘッドバンド部分も同様で、頭にかかる負担は限りなく低い。これは長時間遊び続けるゲーマーにとって非常にありがたく、例えば競技性の高いゲームをプレイしている最中に、耳が痛くていったんヘッドセットを外すなんてことをしなくてすむ。ゲームへの没入感を損なわない効果があるといえるだろう。
また、フレーム部分はスチール製のスライダーを使っていて曲がっても大丈夫な素材となっているそうだ。発表会ではこんな曲げ方を実演するほどだ。それ故に、頭全体への締め付けが少ない。前述のふかふかなイヤーパッドも相まって、付け心地は非常に良好だ。
[記事を読む]
伝説の3代目! ゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud III」が
COMPUTEX開催中に強力アピール
(有線モデル取材記事)
HyperX Cloud IIIはドライバーのサイズこそ53mmと同じだが、ユニットがやや斜めにセットされている。そのため耳へのフィット感がアップしており、柔らかめのイヤーパッドと相まって、長時間装着していても痛くなりにくくなっているとのこと。
音量調整用のダイヤルやミュートボタンは本体に装備されており、使用中に操作しやすいので便利。ヘッドセットケーブルの先端は4極の3.5mmミニピンで、PCなどに接続する際は付属のUSB変換ケーブルも利用可能。変換ケーブルはType-Cだが、Type-CをType-Aに変換する専用のアダプターも付属している。
大きな変更点はヘッドセットマイク。従来のモデルはスポンジで覆われていたが、HyperX Cloud IIIではメタルシャーシを採用しスポンジはなくなった。また内部のドライバーも10mmと前モデルの6mmより拡大している。
またPCとのUSB接続時には、オリジナルのソフトウェア「NGENUITY」が利用可能で、DTSのバーチャルサラウンドサウンド技術「DTS Headphone:X」使えるようになっている。
[記事を読む]
■関連サイト
ASCII.jpの最新情報を購読しよう