パッケージなんてモノはない
Powenetics v2はプロがプロ向けに手間をかけて制作したようなデバイスであるためか、小洒落たパッケージすらない。筆者の品物はキプロスからの小包(EMS)で届いたが、箱の中に各種基板やケーブルが梱包材で包まれただけ(正確にはメインPCBだけはノベルティーのTシャツにも包まれていたが……)。筆者もこれまで色々なハードを購入してきたが、これほどスパイシーでエキサイティングな買い物体験は初めてだ。
プレオーダー(5月初頭)を含めるとそこから1か月半程度で到着。外箱は既にそこそこのダメージを受けており、受領した際はかなりの冷や汗をかいた記憶が蘇る。ちなみに受領時に関税として9800円が徴収された。これで動かなかったら泣くどころの話ではない……
PCI Express x16スロットからの電力を測定するためのライザーカード。PCATもそうだったが、ここが一番壊れやすいのでライザーカードは複数枚あると良い。Powenetics v2にはライザーカード1枚が同梱されるので、余分に欲しいなら別途オーダーが必要
PCB裏側にはコネクターのペアごとにチップ抵抗がある。この抵抗に電気を流した時の電圧を測定することで、通過する電力を求めるという仕掛け(オームの法則だ!)。この点はPMDもPCATも同じ手法を採用している
ベンチマーク用リグとの接続。電源ユニットからのケーブルをPowenetics v2経由で繋げるだけなので難しい部分はない。ただ、INとOUTを間違えるとPowenetics v2が壊れるので、そこだけは3重4重のチェックをした

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