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ファーウェイ通信 第199回

シューズや腰部分に取り付けて、ランニングやサイクリングの詳細なデータを取得

ファーウェイ初の小型軽量センサー「HUAWEI S-TAG」で本格的にランニングを楽しむ!

2023年08月02日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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HUAWEI S-TAGでは実際にどんなデータを取得できる?

 では、HUAWEI S-TAGの使い方を見ていこう。

HUAWEI S-TAG

パッケージにS-TAG自体は1つだが、足用と腰用の2つのクリップが付属する

 HUAWEI S-TAGの装着場所は、足部(シューズ)と腰部(ウェア)の2種類。製品には、それぞれに専用の装着用クリップが標準付属。使用する前にどちらに装着するのかを選択し、HUAWEI S-TAG本体をクリップに取り付ける。

HUAWEI S-TAG

まずは足用

HUAWEI S-TAG

こちらが腰用

 続いて、スマートフォンかスマートウォッチとBluetooth接続する。スマートフォンでは、ファーウェイ公式の「HUAWEI Health」アプリ(Android/iOSに両対応)からペアリング可能。スマートウォッチでは、ランニング特化型モデル「HUAWEI WATCH GT Runner」などと組み合わせることができる。

 取得できるデータは装着場所によって異なる。足部(シューズ)は平均接地時間や平均滞空時間、平均スイング角度、平均着地衝撃など、全10項目。腰部(ウェア)では、平均GCTバランス(左右の足の接地時間のバランス)と平均上下動の2項目のデータを取得できる。

HUAWEI S-TAG

ランニング時に取得できるデータはこの13項目

 今回は、HUAWEI WATCH GT Runnerとの組み合わせで、実際にHUAWEI S-TAGを装着してランニングをしてみた。準備はとてもカンタン。HUAWEI S-TAGをHUAWEI WATCH GT Runnerとペアリングし、専用クリップを利用してシューズに取り付けるだけだ。クリップは靴ヒモに通すようにするので、シューズ類は基本的に選ばない。ヒモを結ぶ前の緩い状態のほうがやりやすいだろう。

HUAWEI S-TAG

ランナー特化型のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Runner」との組み合わせがベスト

HUAWEI S-TAG

クリップの片方を靴ヒモの下に通せばあとはパチッと留めるだけ

 準備が終わったら、あとは実際に走ってみよう。HUAWEI S-TAGに関して、ランニング中になんらかのボタン操作などをする必要はない。走っていて邪魔に感じることはまったくないし、走り始めたらその存在を忘れてしまう人がほとんどだろう。今回は足部に取り付けて走ったが、腰部であってもそれは同じはずだ。

 実はランニング中に端末から反応があったり、サウンドが鳴ったりするわけではないので、ちゃんとデータ取得できているのか少しだけ不安だったが、もちろん問題なく取得できていた。取得したデータは、HUAWEI Healthアプリから確認可能。ランニングフォームを分析するための指標となるデータが一覧で表示され、一目瞭然だ。

HUAWEI S-TAG

ジョギングレベルの筆者のデータだが、フォーム自体は悪くなさそうで一安心

HUAWEI S-TAG

データの分析に基づく、トレーニングのアドバイスも提供される

 筆者の場合は、20分程度をノロノロと走り続けることで精一杯な初心者ランナーのため、正直なところデータを活用して上達を目指すというレベルにはない。ただ、こうして現在の自分の走りが数値化されて提示されると、単純に面白いし、「もう少し頑張ってみようかな」という気持ちもわいてくるから不思議だ。

 また、ケガの防止につながるようなアドバイスも表示してくれるので、初心者でも使ってみる価値はあるのではないかとも感じる。もちろん、10km、ハーフ、フルマラソンと本格的な目標を持っている中級~上級ランナーであれば、データを使ってフォームの改善やタイムの向上に役立てられるだろう。

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