JN-IPS28G144UHDRをレビュー
6万円台は破格!HDMI 2.1対応4K・144Hz最安ゲーミングディスプレー、PS5&PCでいかが
狭額縁デザインでコンテンツに没入できる
JN-IPS28G144UHDRは背面に線状のLEDが2本あり、ゲーミングモデルらしくレインボーに光る。とはいえ、イルミネーションとしてはおとなしめで、ゲーム以外の用途で使っても違和感が少ないデザインだろう。ちなみに、このLEDはOSDで消灯できる。
液晶パネル部分の横幅は約638mmで、奥行きも約44mmしかないため、28型だがあまり圧迫感はない。ベゼル幅は約1mm、液晶非表示領域を含めても約5mmの極狭額縁デザインを採用。複数枚並べるマルチディスプレー環境を構築しても、ベゼル幅を気にすることなくゲームに没頭できる。
スタンドの台座はハの字形で、角度は約120度に開いており安定感は良好だ。支柱の高さは約320mmで、高さ調節が用意されていない点は残念なものの、-10度~+10度のチルト機能を搭載し、視線に合わせた微調整が行える。支柱の幅は約28mmと細めだが、液晶パネルの重量は4kg程度のため、それが問題になることはない。
また、支柱の下部には穴が設けられており、そこでケーブルを束ねられる。支柱と台座はネジどめで、支柱と液晶パネルは爪を引っ掛けるだけで固定できるタイプ。100×100mmのVESAマウントにも対応しており、アームを装着するためのネジも付属している。
OSD操作用ボタンは液晶パネルの右側底面にある。[M]と記載のあるメニューボタンが各設定の決定ボタン、[E]と記載されていボタンがキャンセルになっている点が慣れが必要だと感じた。とはいえ、アクセスしやすく操作性は問題ない。OSDメニューは日本語表記に対応し、系統ごとに設定がまとめられているのでわかりやすかった。
2W×2のスピーカーは背面の左右内側にあるためか、音が奥まった感じがするうえ、若干シャカシャカした軽い印象も受けた。ただし、高音は非常にクリアーだったので、とりあえず音が出ればいいといった需要には十分だろう。
もちろん、背面にはヘッドフォン出力用の端子も用意。今やFPSやTPSではほとんどの人がヘッドセットを利用しているので、スピーカーの質が問われることはさほどないはずだ。とはいえ、動画利用などでそれなりの音質を求めている人は、別途スピーカーを用意したほうがいい。
JN-IPS28G144UHDRの消費電力は最大で60W、通常で44W、省エネモードで36Wとされている。付属のACアダプター(12V/5A)はかなりコンパクトなので、すっきり運用できるだろう。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
Fast IPSって何がスゴイの?2万円台で高速応答/高リフレッシュレートが選べる23.8型液晶が登場 -
デジタル
案外少ない白いディスプレー、1万円台後半でフルHD&3辺フレームレス&IPSの23.8型液晶は買い? -
sponsored
PS5でのWQHD/120Hzプレイにも!JAPANNEXTのコスパ最強WQHD液晶3選 -
デジタル
144Hz駆動の安価な28型4Kゲーミング液晶がJAPANNEXTから発売 -
デジタル
JAPANNEXT、144Hz対応の28型4Kゲーミング液晶「JN-IPS28G144UHDR」 -
デジタル
コスパ最強?240Hzの27型IPSゲーミングディスプレー、実売3万円切りのお店も -
sponsored
Windows XP壁紙「草原」4K版で比較する、フルHD・WQHD・4K液晶ディスプレーの違い -
デジタル
ピンクのゲーミングディスプレーが登場 フルHD165Hz対応 -
デジタル
1.6万円でお釣りがくるUSB PD 65W対応最安ディスプレー、もうこれでいいかも