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日本の大規模言語モデルの開発を支援する「AWS LLM 開発支援プログラム」提供開始

2023年07月03日 18時30分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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 AWSジャパンは、大規模言語モデル (Large Language Model, LLM) の開発を行なう日本国内の企業や団体をサポートする「AWS LLM 開発支援プログラム」の応募受付を開始した。本プログラムでは、LLM開発を行なうための計算機リソース確保に関するガイダンス、AWS上でのLLM 事前学習に関わる技術的なメンタリング、総額600万USドル規模(2023年7月3日時点)となるLLM事前学習用クレジットおよびビジネス支援等のサポートを提供する。

 AWSではこれまでにAmazon Bedrock、Amazon CodeWhispererなどの生成AIサービスやAWS Generative AI Accelerator、AWS Generative AI Innovation Centerといった生成AIの開発者支援プログラムを提供してきた。一方で、LLMの開発にはモデル構築に関するAIの専門知識を必要とするほか、モデルを学習するための大量の計算機リソースの確保や分散学習を実現するためのインフラ面へのガイダンス、計算機リソースの使用に要するコストなどの課題もユーザーから聞いてきたという。

 プログラムの対象は、日本に法人または拠点を持つLLMの開発を行なう企業・団体。既存のLLMを活用している、もしくはファインチューニングのみを行なう企業・団体は対象外となる。2023年7月21日(金)まで応募を随時受け付け、最大10社程度の企業・団体を採択する。8月初旬~11月末までがLLM 開発支援期間となる同期間内でAWSから上記4点のサポートを提供する。8月初旬はプランニング期間とし、プログラム参加者との間で開発スケジュールの検討やインスタンスの選定等を実施する予定。詳細はAWS LLM開発支援プログラムのサイトを参照のこと。

 アマゾンウェブサービスジャパン 代表執行役員社長 長崎忠雄氏は、「LLM は、ヘルスケアやライフサイエンス、メディアやエンターテインメント、教育、金融サービスなど、様々な業界に大きなインパクトを与える可能性を秘めており、私たちは、LLMを応用し、社会が抱える深刻な課題を解決しようとしている日本の開発者をサポートできることを楽しみにしております」と述べている。

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