デル・テクノロジーズは6月23日、清水建設が、14型ポータブルディスプレー「Dell C1422H」をはじめとする同社USB Type-Cディスプレーを採用し、柔軟かつ効率的に仕事ができる環境を構築した導入事例を発表した。
建築事業・土木事業を中心に幅広い事業を通して社会を支えている清水建設は、日常業務に活用する業務システム基盤を用いる「ものづくりを支えるデジタル環境」の構築に取り組んでいる。早期からデジタル化を積極的に推進する同社では、以前からデバイスのモバイル化やオフィスのフリーアドレス化を進めてきた。さらに、コロナ禍を経てリモートワークなどを含む働き方改革が加速し、柔軟なワークスタイルに向けて利便性の高いPC環境の整備に取り組んでいる。
清水建設では、2022年頃から行動制限緩和にともない国内外の出張が増え、特に海外出張は2週間の長期にわたることもあるという。従業員は出張先のホテルなどでの作業や、ウェブ会議をしながらメモを取ったり資料を参照したりすることも多いため、作業効率化のために持ち運びやすいポータブルディスプレーのニーズが高まっていた。
こうしたニーズの高まりに伴い、複数のポータブルディスプレーを検討した結果、Dell C1422Hを採用した。590gという軽さとコンパクトなサイズ感を特長としたDell C1422Hは、USB Type-C接続でPC側から給電できるため、持ち運ぶケーブルを少なくできる点も出張に最適であることや、価格面と性能面のバランスの良さ、そしてグローバルマーケットにおいてデルのディスプレー全体の出荷数がNo.1という実績などが採用の決め手になった。
Dell C1422Hの導入により、従業員は出張時の隙間時間でも効率的に業務をこなせるようになったという。また、Dell C1422Hを出張時以外でも従業員が持ち帰ってリモートワークをする際などにも活用し、業務の効率化につなげている。
さらに清水建設では、オフィスのフリーアドレス化と合わせて24型ディスプレー「Dell P2422HE」と27型4Kディスプレーの「Dell P2723QE」を導入。いずれもUSB Type-Cケーブル1本で接続とPCへの給電ができるためACアダプターを持ち歩く必要がなく、ノートPCを接続すればすぐに作業ができるため、仕事のしやすさにつながっているという。
清水建設では、今後もディスプレー製品の更なる拡充を図るため、順次複数台のデル・テクノロジーズのモニターの導入を検討している。また、引き続き生産性向上につながる環境整備を進めていくため、デル・テクノロジーズのサポートに期待するという。