茨城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker茨城2023」(発売中)の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」。「茨城のこだわり食材」をテーマに、6店舗がバトンをつないできたが、いよいよ2023年6月でフィナーレを迎える。最後となる第6弾は、水戸市の人気店「旬菜麺屋 雅流(がりゅう)」。茨城産の梅酒を使った冷やしラーメンで、梅雨のジメジメした暑さを吹き飛ばす!
【2023年6月23日(金)~26日(月)開催】梅酒ジュレで味変が楽しめる冷製シジミラーメン
「梅香る貝出汁冷やしラーメン」(1000円)。1日15杯限定
日本三名園の一つ、偕楽園(かいらくえん)で知られるように、水戸市は梅が有名。今回「旬菜麺屋 雅流」は梅をテーマにした冷やしラーメンを提案する。
こだわり素材は梅酒。2009年の梅酒の全国コンテストで日本一に輝いた「木内酒造」(茨城県那珂市)の木内梅酒を使用。ビールスピリッツに梅の実を漬け込んでいるのが特徴で、ホップの風味と梅の酸味、そして果糖の甘味が三位一体となった爽やかな味わいだ。この梅酒に梅の果肉を合わせ、特製ジュレにして冷たいスープに沿える。梅酒はアルコールを飛ばしているので安心。お酒が苦手な人や未成年者でも食べられる。
スープはシジミ100%。旨味成分のコハク酸が豊富で、スッキリと飲みやすい。シジミには滋養や疲労回復の効果が期待でき、ジメジメとした暑さが続く梅雨の時期にピッタリ。キンキンに冷えたスープが五臓六腑に染みわたる。
まずはそのまま味わい、シジミの旨味を堪能したあとは、シソの葉に乗った梅酒ジュレの出番。少しずつ溶かしていくと、その甘味や酸味がスープになじみ、独特の味に変化していく。麺は「菅野製麺所」の細ストレート。喉越しがよく、噛むとモッチリ。冷たいスープに絡んだ麺を勢いよくすすると、心地よい清涼感が口いっぱいに広がる。
店主の長田聡さんは居酒屋や中華の料理人を経て、茨城県内で一大勢力を築く「活龍」グループ(つくば本店ほか)に入社。約3年間修業をし、系列店の店長も務めた。そして2019年11月に独立。水戸市吉沢町で「旬菜麺屋 雅流」を創業した。
名古屋コーチンの旨味が詰まった鶏そば850円と並ぶ、人気メニューが本日の魚介そば1000円(価格の変動あり)。春は鯛やハマグリ、夏はアジやイワシ、秋はサンマ、そして冬はブリやタラなど、その時期の旬の鮮魚や貝を使った創作ラーメンだ。オープンから3年半が経過し、これまで作ったレパートリーは約150種類にもおよぶ。訪れるたびに新たな味に出会えるとあってリピーターが多く、今や水戸を代表する人気店になっている。
そんな創作ラーメンのプロが、ラーメンウォーカーの読者のために考案した「梅香る貝出汁冷やしラーメン」。プレミアム限定麺シリーズの最後を飾るにふさわしい、斬新な冷やしラーメンを食べ逃しなく!
【実施日】2023年6月23日(金)~26日(月)開催。1日15杯限定
【旬菜麺屋 雅流】
住所:茨城県水戸市吉沢町187-2
電話:非公開
時間:11時30分~14時15分、17時30分~21時(各LO)
休み:木曜
席数:17席(カウンター4、テーブル13)※禁煙
駐車場:12台(無料)
交通アクセス:JR水戸駅より車で約13分
※最新情報は公式Twitter、Instagramでご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker茨城2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker茨城2023プレミアム限定麺参加店舗】
2022年12月「良温」(終了)、2023年1月「豚男 BUTAMEN」(終了)、2月「喜元門 研究学園店」(終了)、4月「麺や 虎徹」(終了)、5月「中華蕎麦 みうら」(終了)、6月「旬菜麺屋 雅流」
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