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血圧計内蔵するスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D」やっぱり欲しい

2023年06月17日 07時30分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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血圧計を内蔵するスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D」を使ってみました

 ファーウェイ・ジャパンから6月14日に「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」が発売されました。血圧計機能を備えたスマートウォッチで、血圧計は日本の管理医療機器認証を取得しています。HUAWEI公式ストアや大手家電量販店での価格は6万280円。

 筆者は持病があり、主治医から毎日血圧を測るように言われています。普段は、腕にカフを巻くタイプの血圧計を使っていますが、発表会で「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」を見て、すぐに「いいじゃん!」と気になりました。発売に先駆けて製品をお借りすることができたので、使用感を率直にレポートしたいと思います。なお、筆者はiPhone 14 Proとペアリングして使いました。

一般的なスマートウォッチよりもゴツいが
常時装着の許容範囲

 HUAWEI WATCH Dは、パッと見はフツーのスマートウォッチ。初期設定の文字盤には、直近で計測した血圧値が表示されますが、シンプルな時計の文字盤に替えると、よく見ないと血圧計を巻いているとは気づかれないはずです。

初期設定の文字盤には直近で計測された血圧値が表示される。正直、人には見られなくない画面だ

ファーウェイの従来のスマートウォッチと同様に、文字盤は多彩なデザインから選べる

 ベルトに空気が送り込まれて膨らむカフが取り付けられています。本体にはカフに空気を送り込むポンプがあります。そのため、本体もベルト部も一般的なスマートウォッチよりも厚みがあります。

このようにベルトにカフを装着する

 あらかじめLサイズのベルトが取り付けられていましたが、Mサイズにも交換可能。同梱されているスケールで、自分にピッタリのベルトサイズと留める位置がわかる仕組み。血圧を正確に測るために、この計測は欠かせないようです。ベルトはフォールディングバックルで、カチッとしっかり留められます。ややキツめの着け心地になるので、緩めが好きな人は血圧を測る時以外は、少し緩めたほうがいいかもしれません。

HUAWEI WATCH Dの付属品。交換用のMサイズのベルトや、カフに被せる予備のカバーも同梱されている

同梱の紙のスケールを腕に巻いて、ベルトを留める適切な位置を確認する

ベルトの裏側にスケールに符号する数値が記されている

ベルトはフォールディングバックルでカチッと固定できる

ガイドに従って装着すると、ややキツく感じた

 文字盤は1.64インチの有機ELディスプレーで、タッチで操作できます。右側に2つのボタンがあり、上のボタンを押すとメニューを表示したりホームに戻したりでき、下のボタンにはよく使う機能を割り当てられる仕組み。購入時には、血圧計が起動できるように設定されているので、そのまま使いました。

上がホームボタン、下がヘルスボタン(機能ボタン)

 ウォッチ本体の質量は約40.9g(メーカー公表値)。筆者はLサイズのベルトを着けていますが、ベルトを含む重さは91g(筆者の計測値)。画面サイズやベルトの種類にもよりますが、一般的なスマートウォッチの重さは50〜60g程度で、スマートバンドは25g前後。なので、HUAWEI WATCH Dはかなり重めです。

 しかし、常時装着が気になるほどの重さではありません。筆者は3日間、入浴時以外はずっと装着していましたが、外したくなったことはなく、夜もぐっすり眠れました。とは言え、これからどんどん暑くなりますからね。夏場は蒸れが気になるかもしれません。

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