GIGABYTEがCOMPUTEX TAIPEI 2023に合わせて台北市内で展示会を実施。今後同社の製品に採用される新技術について説明があった。
鮫肌のような形状の新型ファンブレード
シャークファン
AORUS GeForce RTX 40シリーズのビデデオカード用に設計されたのが「シャークファン」だ。ブレードにある鮫肌のような細かい突起が、騒音値を3dB低減し静圧を30%改善するという。
ツールレスで組める
EZ-Latch Design
今後発売するマザーボードでは、なるべくM.2 SSDとビデオカードの着脱が容易になるよう「EZ-Latch Design」を採用するという。これはドライバーなどの工具や微小なネジを使用しなくてもM.2 SSDを着脱できるギミック。また、ビデオカードを取り外す際もボタンを押せばスロットのロックが解除される。

EZ-Latch Designを採用する「Z790 AORUS XTREME X」(左)と「Z790 AORUS MASTER X」(右)。このマザーはPCIe 5.0 x16とPCIe 5.0 x4が同時に利用できるのも特徴だ
ケーブルを見せない
Cable Stealth Design
マザーボードにあるコネクターを基板背面に配置して、ケーブルを隠せるように設計したのが「Stealth 500 DIY Kit」だ。マザーボード「Z690 AORUS ELITE Stealth」とビデオカード「RTX 3070 GAMING OC Stealth」、PCケース「AORUS C500 GLASS」の3つで構成されている。
ケーブルが見えなくなるので見た目がすっきりするほか、空気抵抗が減るので冷却効率が向上する。ただし、このマザーボードとビデオカードを使うためには専用のPCケースが必要になる。導入の敷居がやや高いためまずはBTO PCや完成品PCでの展開が現実的。自作ユーザーに向けて各パーツをバラ売りするかどうかが今後の検討課題となる。
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