日本通信SIMとIIJmioの比較は少々悩むが
他社にも10GBプランがある
筆者が注目する日本通信SIMとIIJmioの10GBプランでの比較は、絶対的な金額と、そこに付属する通話定額を考えると、日本通信SIMに軍配が上がるが、初期費用や実際に使う上でのメリットを考えるとIIJmioが有利な部分もある。つまり、使い方次第ということになる。
また、月10GBのプランを提供している格安SIMはほかにもある。たとえばNUROモバイルが月1485円、OCN モバイル ONEが月1760円、mineoが月1958円といった具合だ。
NUROモバイルの「バリュープラス VLプラン」は月1485円で10GBと、IIJmioに近いプランだが、「Gigaプラス」として3ヵ月ごとに追加で6GBのデータ容量がもらえる。6GBはすぐ使うことも毎月少しずつ使うこともできる。ただし手続きは自分で忘れずにする必要がある。
OCN モバイル ONEの「10GB/月コース」は月1760円で、これといった特徴はないものの、IIJmioと同様に新規契約時のスマートフォンの特価販売がある。このメリットの活かし方によってはトータルでおトクさが出てくると言えるだろう。
そして、最後はmineoの「マイピタ 10GB」。料金だけ見ると、若干高く感じるが、通信量を使い切った後、もしくは低速モードでの切り替え時も最大1.5Mbpsで使える「パケット放題 Plus」が無料で付いてくるというメリットがある。また、mineo「マイピタ」は20GBでも月2178円と大きく変わらない金額だ。
生活パターンが変わったら、プランの見直しがおすすめ
4月から生活パターンが変わり、通信量の変化やスマートフォンの使い方が変化した人も多いと思う。よくある対処はプランを見直して通信量を変更したり、通話定額オプションを追加するなどだ。
しかし、今回紹介した日本通信SIMやIIJmioのように、サービス側もプランの変更は常に行なわれている。その時点で最適なプランを選んだつもりでも、自分のライフスタイルの変化以上に、新サービスの登場やプラン内容が変わっていることもあるので、生活に変化があったときは、一度調べての見直しをおすすめしたい。見直しの手間以上のメリットが得られる可能性もあるからだ。
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