このページの本文へ

「WithSecure Incident Readiness and Response」

WithSecure、中堅企業向けの「インシデント対応準備+対応」新サービス

2023年05月18日 12時05分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 セキュリティベンダーのWithSecure(ウィズセキュア)は2023年5月18日、インシデントレスポンス計画の策定が難しい中堅企業を主対象として、サイバー攻撃インシデントに対する「準備」と「対応」をパッケージ化した新たなサービス「WithSecure Incident Readiness and Response」を発表した。英語でのサービス提供を開始する。

「WithSecure Incident Readiness and Response」のWebサイト

 WithSecure Incident Readiness and Responseは、迅速かつ効率的なインシデント対応を準備し、業務運用への影響を最小限に抑えることを目的にパッケージされたサービス群。具体的には、以下の3つのメニューがラインアップされている。

●インシデントレディネス:業務を中断することなく、インシデント対応能力を行使し、向上
●インシデントレスポンスリテイナー:インシデントレスポンス専門家への優先的なアクセスを提供
●緊急インシデントレスポンスサポート:ユーザーがインシデントに遭った時に利用可能なリリースの提供

 発表の中でWithSecureのサイバーセキュリティアドバイザー、ポール・ブルッチアーニ(Paul Brucciani)氏は、「インシデントレスポンス計画を策定している企業は5社に1社の割合に過ぎない」と指摘し、「多くの中堅企業はインシデントが発生したときにようやく、準備が整っていないことに気づく」と述べている。

 「中堅企業には(インシデントレスポンスの計画、準備を行う)リソースがないため、インシデントレスポンスはアウトソーシングに適したサービスだと言える。WithSecureの新しいサービスは、そうしたサービスを中堅企業に提供し、オンプレミスITとクラウドITSの両方をカバーすることで、サイバー攻撃への耐性を強化する」(ブルッチアーニ氏)

カテゴリートップへ