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山陽新幹線ルートで大阪~福岡間をつなぐ高品質・低遅延な伝送サービス、JR西日本光ネットワーク

2023年05月16日 18時35分更新

文● ASCII

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 JR西日本光ネットワーク(JRWON)は5月16日、山陽新幹線ルートでの大阪~福岡間における「イーサネット専用線サービス」を6月1日より提供することを発表した。申込受付を5月16日より開始する。

 大阪~福岡間を結ぶ新たな回線として、山陽新幹線ルートの光ファイバーを活用した、10Gbps(10GBASE-LR)、100Gbps(100GBASE-LR4)のイーサネット専用線サービスを開始。山陽新幹線の直線性の高いルートによる「低遅延な回線」、また堅固な鉄道構造物内に設置された光ファイバーを活用することによる「耐災害性に優れた回線」をうたう。

 また、岡山、広島に設置するドロップポイントにより、大阪・福岡間に限らず、中国エリアと大阪・福岡エリアを結ぶ回線としても利用できる。これにより、各種事業者の西日本エリアにおける「回線の低遅延化」「回線の高速化」「強くてユニークなルート」といったニーズに対応する。

 接続ポイントは、福岡市内(QTnet福岡第3データセンター等)、兵庫県内、岡山県内、広島県内、山口県内、大阪市内(NTT テレパーク堂島、エクイニクス OS1、OS3、デジタルエッジ OSA1、NTT スマートコネクト曽根崎データセンター等)。QTnet福岡第3データセンター~NTTテレパーク堂島間(およそ580km)での往復遅延時間は5ms台(理論値)としている。

イーサネット専用線サービス概要

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