肩越しにスマホを覗かれている……!?
Twitterアカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2023年4月分アンケートから「スマホの覗き見」についてピックアップしました。
Q:新年度が開始! 電車移動を開始した人も多いのでは? スマホを覗き見された経験(疑い含めて)はありますか?
・ある……44.2%
・ない……34.9%
・結果をみる……20.9%
【今月のアンケート📝】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) April 17, 2023
新年度が開始!
電車移動を開始した人も多いのでは?
スマホを覗き見された経験(疑い含めて)はありますか?
新年度を機に電車通勤・通学を始めた方々もいらっしゃることでしょう。今回のアンケートでは、乗車中に自分のスマホ画面を覗かれた経験についておうかがいしました。結果は「ある」が44.2%、「ない」が34.9%とハッキリ分かれた印象です。
電車内では、それぞれ自分のスマホを黙々と眺めているイメージがあるため、「他人のスマホを覗くヒマ」なんてあるのかしら……と思いがちです。そしてその感想もたいていは間違っていないでしょう。しかし例外は存在します。悪意ある人たちはあなたの近くにも潜んでいる可能性があるのです。
外出中にスマホを失くし、あるいは盗まれてしまい、慌てて「スマホを探す」系のサービスを使ったり、遠隔操作でデータを消去しようとしたりするものの、正常に作動しないことがあります。
機器の不具合や設定ミスも考えられますが、「スマホのパスワードを把握されたうえで盗まれている」可能性も否定できません。その場合、悪意ある人たちにパスワード入力を覗き見られていることが大半です。そして対象が移動せず留まっている電車内は、覗き見に最適な場所と言えるでしょう。
肩越しに画面を覗き見して重要な情報を得る(盗む)行為は「ショルダーハッキング」と呼ばれています。人間の隙を突いて情報を得ることもハッキングの範疇なのです。
対策は、生体認証を利用すること。不特定多数がいる場所でWebサービスのパスワードを打ち込むといった行為も危険ですので避けましょう。
ちなみに、「日常的に電車で移動する」生活圏に住んでいる人は日本だと(日本でも?)少数派です。このたびご回答いただいた方々は都市圏在住が多かったのかもしれませんね。
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!