大丸有の週末夜遊びスポットに突撃！「丸の内Friday Night」 第2回

‘90s伝説のバーが新丸ビルに!?　妖艶なネオンピンクが異彩を放つ「ニューみるく」に潜入！

文●丸の内LOVEWalker

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　華の金曜日に訪れたいオススメ夜遊びスポットを丸の内初心者の「LOVE Walker」女子編集部員ラン（27）が実際に巡り、ほろ酔い気分で現場をレポートする本連載。

　前記事では、新丸ビル7階「丸の内ハウス」内のレストラン「RIGOLETTO WINE AND BAR」で食事を楽しんだ私ですが、実はそのまま2軒目へ（笑）。同じ階にあるバー「ニューみるく」を訪れちゃいました♪

どうも♪　一夜で丸の内の虜になりつつあるランです〜

扉から漏れる怪しげな光の先には…
20年の時を経て蘇った伝説の夜遊び場があった！

 「RIGOLETTO WINE AND BAR」を後にして、「丸の内ハウス」内をふらふらと散策していると、ある一角からなんとも怪しげなピンクの光が漏れ出ている光景を発見。いい感じでお酒が回っている私は溢れ出る好奇心を止められず、導かれるままに店内へ…！

なかなか深い時間ということもあり（23時くらいだったような…）、店内はほぼ満席でとても賑わっていました！

　入ってみると、長方形の店内は白壁にネオンピンク一色という異空間！　DJがかける音楽が響き渡り、大人たちがお酒片手にワイワイ会話をするバーでした。

　ここはどういうお店なんだろうと、いろいろ気になりすぎた私。お酒が入って少し気が大きくなっていたのも手伝って、一番“オトナ”そうなスタッフさんに話しかけてみることに。するとやっぱり店長さん。思わずグイグイ質問してしまい、いつの間にか取材みたいになっちゃいました（笑）。

　店長の中嶋さん曰く、ここは“エロとロック”がコンセプトの「ニューみるく」というバーなんだとか。おお、ますます怪しいぞ。

写真左のカウンターに立っているのが中嶋さん。かつての「みるく」でも働いていたまさに店の歴史を体現している方。シャイなので至近距離での撮影はかなわず残念！

　さらに伺うと、こちらは1995～2007年まで恵比寿で営業していたナイトロッククラブ「みるく」が再オープンしたお店だそう！　もともと、当時のオーナーさんがこのテナントスペースを管理していたそうなのですが、ちょうど空きが出た2022年の夏に一念発起して再スタートを決めたといいます。

　中嶋さんは当時のお店を「毎晩DJとライブバンドが出演して、深夜まで若者が出入りするロッククラブとして人気だったんです。芸能人もたくさん来ていましたねぇ」と懐かしそうに教えてくれました。

当時の「みるく」の様子が取材された90年代の雑誌を見せてもらいました。テレビで見るような人たちの若かりし頃も!?　記事ではこれ以上クリアにお見せできないので気になる人はお店へGo～

　95年生まれなので90年代はほぼ記憶に無い私。でもなぜか懐かしい感じがして当時のことをもっと知りたくなりました。気になってHPを見てみると、オーナーさんの想いがこう綴られていました。

「ニューみるく」HPより抜粋

　HPの文章をみて、当時を知らない私も胸の奥から何とも言えない気持ちが溢れ、しばし過去に思いを馳せました。こんなオシャレなビルの中で、20年前のアンダーグラウンドな空気感と繋がれるなんてハシゴしてよかった（笑）。

壁にずらりと飾られた歴代のスタッフTシャツ。訪れた当時の常連さんが懐かしんで見ている姿もよく見かけるといいます。右写真は「ニューみるく」の 新しいデザイン

毎週金曜日はDJが盛り上げてくれます〜イケイケ♪

　そうそう、これから来たいと思っている方のためにお伝えすると、このお店、一見すこ～し怪しげだけど、丸の内という場所柄、スマートに飲んでいる人が多く、おひとり様の女性客もいます。飲み足りない時は、安心してフラッと立ち寄っちゃいましょう！　妙な居心地の良さに長居しちゃうかも!?

これまた怪しいオリジナルドリンクで酔いしれる！ 

　お店のこと聞いて取材完了 (？) ということで、さてお酒を飲むか〜とメニューを拝見すると「みるくハイ」という初見のドリンクが！　これは注文するしかないっ！

ドリンクメニュー（一部）はこんな感じ。ビールやワイン、おつまみもたくさんありました。丸の内のバーと考えたらリーズナブルかも。カウンターのスタッフさんに注文します

店員さんが「みるくハイ」を用意する様子を追っていると、店の端にある牛乳瓶がたくさん入った冷蔵庫を発見！ そう、これが正体でした。ピンク色の店内で白く発光しています

焼酎で割ります。見た目もインパクトがあるなぁ（笑）　お味はというと、意外に飲みやすい！　甘さ控えめのカルーアミルクといった感じで男性も好きそう

友人と乾杯。彼女は「サチコ」という、ラムベースで甘酸っぱい味が女子に人気の一杯をチョイス。ちなみに独特なメニュー名は、当時お店にいた幽霊の名前だとか…

　友人と2人楽しく飲んでいると、隣に居合わせたお客さんが当時の常連だというので乾杯（どういう流れ？笑）。40～50代となった当時のお客さんと交流できるのもこのお店の魅力です。

　オススメに、CBD（カンナビジオール）という大麻草の茎や種子から抽出した成分が入っているドリンクを使ったカクテルを奢ってもらいました♪　CBDは次世代成分として今世界的に注目されているらしく、ストレス軽減やリラックス効果があるみたい。ちなみにもちろん合法で、中毒性はありません！

初めて見ました！　このCBDXというドリンクをお酒で割って提供されます

3人で乾杯。もう酔っ払っているので、リラックス効果があるかはわからない！　けどとにかく美味でした！　華金最高～まだまだイケる！

　ここでは言えないような当時の話をたくさん聞いて笑って、気が付けば終電に。毎日営業で水、木、金曜日は26時までオープンしていますが、この日は大人しく解散しました。

　令和のいま感じる、平成の良き時代を盛り上げたカオスな空間、また行きたいな〜。

　今回はこれにて。次回も丸の内の夜遊びスポットをご紹介します！

おまけに。ロゴが可愛かったのでパシャリ♡

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