12VHPWRケーブルの干渉をチェック
ビデオカードの取り付けに続いては、GeForce RTX 40シリーズで組む際のポイントとなる12VHPWRケーブルとサイドパネルの干渉について調べていこう。FSP「Hydro G PRO ATX3.0(PCIe5.0) 1000W」に付属している12VHPWRケーブルは、コネクター部から30~50mmあたりで固められ、メッシュスリーブでまとめられているのでやや硬めになる。ここでは、若干フロント側に曲げる感じで取り回すことで、サイド強化ガラスと干渉することはなかった。
FSP「Hydro G PRO ATX3.0(PCIe5.0) 1000W」付属の12VHPWRケーブル。ケーブルは若干硬めと言える
コネクターをしっかりと挿し込みながら、ケーブルを無理なく取り回し
サイド強化ガラスパネルに、ケーブルが触れることもなかった
手持ちの12VHPWRケーブルも試してみた。試したのは、ビデオカード付属のPCIe 8pin×4→12VHPWR変換ケーブルに加え、高いコストパフォーマンスで人気のあるSUPER FLOWER用と、定番のCORSAIR用だ。
上からPCIe 8pin×4→12VHPWR変換ケーブル、SUPER FLOWER用、CORSAIR用になる
ケーブルがごちゃごちゃしてしまうが、8pin×4→12VHPWR変換ケーブルも問題ない
フラット状にケーブルが固められているSUPER FLOWER用は、かなり硬めだ
サイド強化ガラスをはめるとケーブルがガラスに触れていた。12VHPWRコネクターに、テンションも掛かっている感じなので、ちょっと不安かも
CORSAIR用12VHPWR変換ケーブル。SUPER FLOWER用ほど硬くないので、取り回しはスムーズだった
RTX 4090搭載のゲーミングPCが完成
コンパクトミドルタワーの「H5 Flow」で組めたGeForce RTX 4090ビデオカード搭載ゲーミングPC。組み上げたマシンの各部を紹介していくとともに、GPUの温度や静音性をチェックしていこう。
140mm径RGB LEDファン×2基で、高エアフローとともに、PCフロントを彩る
フロントにラジエーターを設置した状態の水冷クーラー「KRAKEN X63 RGB Matte White」
白い水冷ヘッドと白いチューブが映える
「KRAKEN X63 RGB Matte White」は、同じNZXTだけあって、「H5 Flow」との色合いはバッチリだ
白色120mmファンのThermalright「TL-B12-W」は、トップに排気で搭載する
ビデオカードに外気を直接送るボトムファン
ハイエンドGPUビデオカード自作に不可欠なビデオカードステー。ここでは長尾製作所のマグネット式ステー「N-VGASTAY03-XS」を使った