組み込んだパーツはコレ!
GeForce RTX 4090を搭載したPalit Microsystems「GeForce RTX 4090 GameRock OC」。魅せる要素強めなGPUクーラーが特徴だ
マザーボーには、MSIの定番人気シリーズ「TOMAHAWK」を選択。ここではインテルZ790チップセット搭載の「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」を組み合わせた。コストを抑えるなら、B760チップセット「MAG B760 TOMAHAWK WIFI」もおすすめだ
280mmサイズラジエーターを採用のNZXT「KRAKEN X63 RGB」。280mmサイズラジエーターで、140mm径RGB LEDファンを2基備える
「H5 Flow」の電源ユニット搭載スペースは、ビデオカード用ファンがあるため、電源ユニットの奥行きには、少し注意が必要になる。今回選んだFSP「Hydro G PRO ATX3.0(PCIe5.0) 1000W」の奥行きは、標準的な150mmなので、まったく問題なしだ。
使用する各種ケーブルは、先に挿し込んでから、電源ユニットをPCケースに取り付けたほうがスムーズに作業できるといったポイントはあるが、「H5 Flow」は戸惑うことなく組んでいける。
12VHPWRコネクターを採用するPCIe5.0対応電源ユニット。80PLUS GOLD認証取得で、容量は1000Wだ
従来のPCIe補助電源コネクターは3基備えている。GeForce RTX 40シリーズ以外も安心だ
最大600W出力の12VHPWRコネクターを搭載している
ただ、「GeForce RTX 4090 GameRock OC」取り付け時は、やや工夫が必要になる。拡張スロットへビデオカードを真っ直ぐ挿し込もうとすると、PCケースのフレームに干渉してしまう。フロントにラジエーターを固定した状態なのが要因で、スペースに余裕がなくなっているためだ。
ラジエーターを後付けにするのもありだが、ビデオカードを斜めにケース内に入れてから、挿し込む流れでもオッケーだ。
比較的短い全長329.4mmとなる「GeForce RTX 4090 GameRock OC」でも、拡張スロットに真っ直ぐ挿そうとすると干渉してしまう
ビデオカードを斜めにして、ケース内に収めるのがコツ
ケース内に収めてから、拡張スロットに挿し込めば問題なく固定できる
ラジエーターとの隙間はわずかだ。フロントラジエーター設置時は、全長330mmが限界と見て良いだろう