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TEQWING e-Sportsの現役プロが教えるeスポーツ教室に潜入

eスポーツ教室って何するの?アラフォーが小学生に混ざって受けてみた

文●ジサトラユージ 編集● ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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プロが子どもたちから学ぶ機会も

 では、実際に講師を担当してらっしゃる選手の方は講師の活動をどのように受け止めているのでしょうか。くまさん選手にも軽くお話をお伺いしてみました。

今回講師を担当したくまさん選手にもお話をお伺いしました

――このチームでお仕事を初めて何年目くらいでしょうか?

くまさん選手:もうすぐ2年になります。


――チームに所属する以前は、人に教えた経験があったのですか

くまさん選手:学童保育で働いていたことがあるので、子どもへの接し方はその経験も生きているのですが、ものを教えるということはあまりなかったですね。


――チームに所属してゲームを子どもに教えるという経験をして、学びなどはありましたか?

くまさん選手:年齢層によって教え方が違うというのは発見でした。例えば、小学生であれば明確に1つ1つ指示を与えてあげたほうが良いのですが、年齢層が上がってくると自分で考えながら練習をするようになってくるので、それにアドバイスする形のほうがやりやすいのかなと思っています。


――年齢層はどれくらいの方まで教えていらっしゃるのですか? また、どの年齢層が上手いなどはありますか?

くまさん選手:今は小学生から高校生を教えています。うちの教室の場合、体感では中学生が一番上手に感じますね。


――子どもたちに教えることで、選手活動に生きる部分などもあったのでしょうか?

くまさん選手:子どもたちと交流する中で、やはり新たな発見はありましたね。以前、子どもたちが自分の知らない技を教えてくれたこともありましたし、どういったことを考えているのかなども、学びになる部分は多かったです。

小学生の子どもたちとの接し方も慣れたものという感じで、講師としての経験を積んでいるのがわかります

 選手たちにとっても、やはり子どもたちとの交流は良い刺激になっているようです。くまさん選手自身、子どもたちとの交流を楽しいとおっしゃっており、イケメンでゲームが上手くて子どもに優しいその姿は筆者には後光が差して見えました。

子どもや選手の未来を考えているチーム
そこでジサトライッペイが学んだこととは

 当然ながら、プロゲーマーの世界は狭き門。1人でやみくもにゲームをプレイしていても、プロに到達できるとは限りません。また、たとえプロになったとしても、それで生計を立てていくのはさらに難しくなります。まだまだ新興のeスポーツ界隈。日本でも制度の整備などが進んでいてはいますが、そうしたプロゲーマーたちを取り巻く環境が一朝一夕に変化するものでもありません。

 しかし、そうした中にあって、TEQWING e-Sportsのようにプロを目指す子どもたちと、プロになった選手のその後をしっかりと見据えて活動しているチームは、今後日本のeスポーツ発展において重要な役割を担うことでしょう。

 そんな素敵なeスポーツゲーム教室の授業を体験し、ジサトライッペイもきっと人生の財産になるような学びを得たことと思います。今日1日で何を学んだのか聞いてみました。

ジサトライッペイ:やっぱりアレだね。チュートリアルをやらないとゲームにならないね

 ゲームの操作方法すらわかっておらず、まともに授業を受けられていませんでした……。

●テックウイング eスポーツゲーム教室概要
・KIDSコース
対象年齢:小学1年生~中学3年生
部門:フォートナイト、Minecraft
授業:1回90分
入会金:1万1000円
※ロボット教室かプログラミング教室と同時受講で1100円に割引
月謝:月額7700円(月2回)
※ロボット教室かプログラミング教室と同時受講で6930円に割引

詳細については公式サイトを参照

(提供:株式会社JAPANNEXT)

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