このページの本文へ

富士通、NVIDIAのGPU採用で機能向上の5G仮想化基地局ソリューションを提供開始

2023年02月20日 17時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

本仮想化基地局ソリューションのイメージ

 富士通は2月20日、通信事業者向けに、同社の無線基地局ソフトウェア(vCU、vDU)と、NVIDIAのGPU技術を組み合わせた、5G仮想化基地局ソリューションを発表した。3月よりグローバルに提供を開始する。

 本ソリューションは、2022年3月から提供を開始した仮想化基地局に、NVIDIA製のGPU処理エンジン「A100X」と、基地局処理を実行するアクセラレーション「NVIDIA Aerial SDK」や包括的なAIフレームワークを組み合わせたことにより、通信事業者からエンタープライズまで幅広いユースケースに展開が可能。

 A100Xのハードウェアリソースを仮想化することで、演算リソースを分散させて処理させることが可能になる。これにより、無線基地局の通信処理と、AIなどを用いたコンピューティング処理を同一GPU上で並行して行なえるため、従来より簡便なオールインワンの機器構成で多様なアプリケーションを5Gネットワークと連携させて運用できる。製造現場におけるAGV(無人搬送車)の制御や、ARやVR技術を活用した映像配信など、5Gの超高速、大容量、低遅延通信の特長を活かした新たなサービス提供にも貢献するという。

 A100Xの演算性能を活用し、基地局の処理能力を向上させ多くのユーザーに高品質な通信環境を提供できる。また、Massive MIMOをはじめとする将来的なアンテナ技術の向上に伴う高負荷なデータ処理にも、ソフトウェアのアップグレードのみで容易に対応できるという。

 本ソリューションの開発は、NTTドコモが推進する「5GオープンRANエコシステム」(OREC)の枠組みのもとで協創し、NTTドコモは本ソリューションの性能検証、評価に協力した。

 同社は、本ソリューションの提供を通じて、NTTドコモなどの通信事業者と協力し、オープンな5Gネットワークのグローバル展開を目指す。本ソリューションは2月27日~3月2日にスペインのバルセロナで開催される世界最大のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2023」に出展する。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    情シス人材不足でも「採用予定なし」中小企業の意見/“従業員発のSNS炎上”6割の企業が懸念/「SNS疲れ」利用を減らす効果的方法、ほか

  2. 2位

    ビジネス・開発

    「Gemini Enterprise」に大規模導入の波 ― SOMPO・NTTデータ・Skyが描く“エージェント企業”への進化

  3. 3位

    ITトピック

    北米での成長率がすごすぎる NinjaOneとはいったい何者だ?

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePointリストにある申請データ一覧をメール送信する方法

  5. 5位

    sponsored

    無線APにデザインは不要ですか? ブラックスケルトンモデルは今どきのオフィスにめちゃなじむんです

  6. 6位

    YouTube

    ぶっちゃけ、あのSaaSってどう!? 情シスがガチ格付け! 本当に使えるツールを決める最強SaaSティア決定戦!!

  7. 7位

    ビジネス・開発

    脱・巨大プルリクエスト GitHub公式の「スタック型プルリクエスト」が登場

  8. 8位

    TECH

    プロテクティブDNSでDNSをセキュリティ基盤へ 福岡大学でも「運用課題なし」の実績

  9. 9位

    デジタル

    異常検知からロボット走行、車両制御まで —— 現場を遠隔化・自動化するSORACOM活用のIoTソリューション

  10. 10位

    ビジネス・開発

    情シスは「フィジカルAI」にどう向き合うべきか 実用化に不可欠な“現場×AI×経営”の橋渡し役に

集計期間:
2026年08月04日~2026年08月10日
  • 角川アスキー総合研究所