第33回 【2023年提出】確定申告ガイド

【2023年提出】受付開始はいつ? 確定申告のやり方まとめ

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 令和4年(2022年)分の所得税等の確定申告の相談及び申告書の受付は、令和5年(2023年)2月16日(木)から同年3月15日(水)までです。

 受付開始まで、なんと1日を切りました。初めての確定申告で「準備の仕方がわからない……」という方はご安心ください。「白色申告」の場合、以下の手順で片付けていけば大丈夫です。

①2022年1月1日から12月31日までの領収書やレシートなど経費を集める
②領収書やレシートなど経費を仕分けする
③社会保険やふるさと納税などの控除証明書を集める
④2022年1月1日から12月31日までの収入(報酬や売上げなど)をまとめる
⑤ ②の領収書などの経費や④の収入を元に帳簿を付ける

①2022年(令和4年)分の領収書やレシートを集める

 ひとりで経理も総務も務める個人事業主やフリーランスにとって、レシートや領収書は、「いつ、どこで、何のために、いくら使ったのか」を証明する大事なものです。「家中に散らばったままだよ!」という方は今すぐ手元に集めましょう。

 電車やバスの交通費など、領収書やレシートが出ないものは、出金伝票などを別途作成したり、SuicaやPASMOの履歴をプリントしたものを用意しましょう。

②領収書やレシートなどの経費を仕分けする

 帳簿付けのときのため、科目別に分けるようにしましょう。

 病院やケガなどでかかった病院の費用、通院のための交通費、治療のための市販薬などは、医療費控除の対象になりますので、経費の領収書とは別にまとめておきましょうね。

③社会保険やふるさと納税などの控除証明書を集める

 帳簿付けを始めるその前に、生命保険や国民年金などの、控除証明書を集めましょう。

 確定申告に必要な主な控除証明書は、年金(国民年金/国民年金基金)・保険(生命保険/医療保険/個人年金/地震保険など)・小規模企業共済や確定拠出年金など・寄附金(ふるさと納税や赤十字、ユニセフなど)・借入金の残高証明書(住宅ローン控除)です。

④2022年(令和4年)分の収入(報酬や売上げなど)をまとめる

 2022年(令和4年)分の収入(報酬や売上げなど)をまとめましょう。

 日頃から、収入分の振込口座はプライベートで利用する口座とは別にしておくと、口座の動きを整理できるので楽です。

⑤領収書をもとに帳簿をつけよう

 領収書や収入などソースがそろったところで、いよいよ帳簿付けを開始しましょう。自分でつけるのが面倒な場合は、「やよいの白色申告 オンライン」といった確定申告ソフトにおまかせするのもひとつの手です。

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