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1500回は少なすぎる

Twitter地震速報アカウント(@earthquake_jp)継続へ 新しい無料APIの利用を想定

2023年02月09日 17時15分更新

文● @sumire_kon

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 Twitterの「地震速報(@earthquake_jp)」を運営する悠希@arielaさんは2月9日、API有料化にあわせてサービスを停止する方針を撤回し、継続を目指すと明かした。検討中だったMastodonアカウントの新設も進める。

新しい無料APIで運営を継続へ

 

 今回の方針転換は、優良bot向けに新しい無料APIを導入するというツイッターの発表を受けたもの。

 悠希@arielaさんのツイートによると、現時点でこのAPIには不明点が多いものの地震速報で利用できる可能性は高いと判断し、サービス停止から継続を目指す方向へ変更したという。

 ただし、これはあくまで現時点での判断であり、今後のツイッターの動き次第では再度方針転換する可能性もあるとしている。

緊急時のAPI利用には懸念も

 地震速報が新しい無料APIの利用を認められた場合も、1つ大きな懸念がある。それは、このAPIでは1ヵ月のツイート数が1500回に制限されることだ。

 悠希@arielaさんによると、平常時であれば1500回/月の制限でも問題なく運用できるが、震災級の地震発生時には1500回/月ではまかないきれない可能性が高いという。(実際、東日本大震災の時には3月から5月の3ヵ月間に渡り、毎月1500回以上のツイートが投稿されている。)

 

 その対策として悠希@arielaさんは従量課金でツイート数を拡張できないかイーロン・マスク氏にリプライで提案しているが、9日15:30時点で返信はないようだ。

Mastodonへの展開は継続

 地震速報のツイッター撤退を巡っては、Mastodonへの移行も検討されていた。

 こちらについて悠希@arielaさんは、ツイッターの地震速報が継続可能となった場合でも、状況が落ち着き次第Mastodonアカウントの開設は進めるとしている。

 地震速報(@earthquake_jp)はTwitter上で地震速報を配信するbotアカウント。2007年の開設以来悠希@arielaさんが個人で運営してきたが、API有料化に伴いツイッターアカウントの停止とMastodonへの移行を検討していた。

 

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