ソラコム、IoTゲートウェイ 「SmartFitPRO」シリーズとSORACOM IoT SIMのセット「スターターキット」提供開始
ソラコムは2月7日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」にてIoTゲートウェイ 「SmartFitPRO」シリーズとSORACOM IoT SIMがパッケージになった「スターターキット」を提供開始した。
今回取り扱いを開始する「SmartFitPRO」シリーズはセンサー・コントローラーメーカーの旭光電機が開発した、接点入出力のインタフェースを備えたIoTゲートウェイ。通信は低消費電力が特徴のセルラー通信規格LTE-Mに対応しており、長辺がわずか10cmと小型で、背面のねじ穴もしくは付属のDINレールマウントにより制御盤等に設置できる。
「SmartFitPRO Basic」はUSBからの給電の他に単4乾電池でも動作する。「SmartFitPRO Standard」はUSBからの給電のみの対応で、Basicの仕様に加えて8系統の接点入力を備える。いずれも始めやすさに特徴があり、計測方式を選んで専用の設定ツールから送信間隔などのパラメータを設定し、プログラミングなしで使い始めることができる。
SORACOMへのクラウド接続もあらかじめ設定されており、パソコンから各サービスのログイン情報を入れるだけで連携可能。SORACOMに連携した場合、オプションサービス(SORACOM Lagoon/SORACOM Harvest Data)を利用すれば、サーバーやストレージ、アプリの準備なしで、データ収集からダッシュボードの作成・共有まで実現。
・IoTゲートウェイ SmartFitPRO Basic スターターキット :2万7280円
・IoTゲートウェイ SmartFitPRO Standard スターターキット:3万6080円
※いずれもSORACOM Air for セルラー plan-D D-300MB サイズ:マイクロ(データ通信のみ)とSORACOMサービス利用料2000円分のクーポン(6ヵ月有効、クーポンは日本カバレッジのサービスにのみ適用可)付属
また、あわせてIoT DIYレシピ「IoTで、PLCの状態をクラウドへ記録」を公開。SmartFitPROを利用して生産ラインの制御や、空調の状態監視に使われる「PLC(Programmable Logic Controller)」が内部に持つ機器のデータをSORACOM経由でAWSに連携、データを蓄積する手順をステップ毎に解説する。
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