自分が興味・関心のある投稿を見るだけでも楽しい
らくらくコミュニティにログインすると「ホーム」が表示されます。「おすすめ」が選択されていて、プロフィールで選択した趣味や関心に基づく投稿が表示されます。気になる投稿をタップすると、写真が複数ある場合は、ほかの写真を見ることができ、本文やスタンプも表示されます。その投稿に対するコメント(感想)を書いたり、「いいネ!」「ファイト」などのリアクションを示すこともできます。
ほかのSNSと同様に、気になるユーザーを「フォロー」することもできます。フォローすると、その人の新しい投稿がホーム画面に表示されるようになります。また、同じ趣味を持つ人が情報を交換したり、語り合ったりできる「コミュニティ」を「お気に入り」に登録すると、そのコミュニティに設定した投稿もホーム画面に表示されるようになります。つまり、使うほどに、ホーム画面には自分が興味のある投稿や、役立つ情報が表示されるようになるわけです。
ホーム画面は「新着順」「フォロー」「イベント」「ニュース」などをタップすると、表示される投稿やコンテンツが変わります。「イベント」では期間限定で開催されるコンテストなどを確認できます。「ニュース」では、最新のニュースを読むことができます。「クイズ・脳活」では、頭の体操になるゲームなどを楽しめます。
投稿することで、さらに楽しみが広がる
らくらくコミュニティは、ほかのSNSに比べると、投稿に対するリアクションやコメントが多く、ユーザー間の交流が活発な印象を受けました。そこで、筆者も初めての投稿に挑戦してみました。
写真、本文、スタンプのいずれか1つ入力すれば投稿できますが、筆者は愛犬の写真に本文を添えて投稿してみました。投稿すると、すぐに公開されるわけではなく、内容がチェックされてから公開されるようです。自分の投稿は「ホーム」に表示されますが、「マイページ」→「投稿履歴」で確認することもできます。1時間も経たないうちに複数の人がリアクションを付けてくれ、コメントを書いてくれる人もいました。
リアクションやコメントをもらうとうれしくて、ほかの人の投稿にもリアクションしたくなること請け合いです。よくリアクションをくれる人のプロフィールをチェックして、その人をフォローしたり、逆にその人からフォローされたりして、交流を広げることができそうです。本名や住所は登録する必要がなく、電話番号やメールアドレスを知られることもないので、個人情報が漏れる心配はありません。
SNSに挑戦したいシニアはもちろん
若い世代も使う価値があるかも
筆者は50代で、Twitter、Facebook、Instagramなど、いろいろなSNSを使っています。Twitterでは今世の中で話題になっていることがわかったり、Facebookでは普段なかなか会えない友達の近況がわかったりと、それぞれ用途が異なります。新たに、らくらくコミュニティを使ってみて、“いいなぁ”と感じたのは、ほとんどの参加者が楽しんでいること。読んでいて、ほっこりしたり、温かい気持ちになれたりする投稿が多く、SNSにありがちな“炎上”とは無縁のように思えました。
もし、高齢のご両親や親戚、知人が「SNSをやってみたいけど、なんとなく怖い」と話していたら、安全に楽しめるSNSとして紹介してあげるといいでしょう。スマホに慣れていない人でも簡単に登録ができ、使い方が解説されていることも利点です。
交流が活発なので、筆者の同世代や、より若い世代も使ってみる価値があるかも。自分が撮った写真を公開して感想を聞いたり、趣味に関する情報を共有したり、俳句に挑戦したり……。SNS疲れが叫ばれる若い世代こそ使ってみるのもいいかもしれません。今使っているSNSとは違う楽しみ方が発見できることでしょう。
提供:FCNT