「LIFEBOOK WU4/G2」は、富士通クライアントコンピューティングの直販サイト「富士通WEB MART」で販売されている13.3型のモバイルノートだ。最軽量時は約865gからと持ち運びしやすいうえ、スペックが変更できるカスタムメイドモデルとなっている。
お借りした試用モデルの仕様は、CPUがインテル「Core i7-1255U」(10コア/12スレッド、最大4.7GHz)、メモリーが16GB、ストレージが約2TB SSD(PCIe)、OSはWindows 11 Proなど。この構成の場合、通常価格は33万6180円なのだが、12月27日14時までは21%オフの26万5582円で購入できる。
前回は外観の紹介がメインだったが、今回は実際に使用したうえでの使用感をお届けしよう。
1kgを遥かに下回るボディーはモビリティーが高め!
13.3型モバイルノートと言えば、一般的には1kg前後とされている。しかし、LIFEBOOK WU4/G2は最軽量時で約865gからと軽量で、非常に持ち運びやすいのだ。
加えて、天面も底面もフラットで汚れの付きにくいマットな加工が施されているので、カバンに入れても問題はない。自前の約1kgのモバイルノートと比較しても100gちょっとの差とは言え、明らかにラクに感じた。
ディスプレーもマットなパネルを採用しているため、カフェやファミレスといった外出先でも明かりの映り込みが気にならず、とても快適だった。
キーボードはピッチが約19mmも確保されていて、ミスタイプしにくくなっているのがありがたい。さらに、キーストロークは約1.5mmと十分な深さなので、長時間のタイピングも快適だった。
音響面は、モバイルノートとしては十分なクオリティーを持っている。底面前部に設置されたスピーカーは、設置スペースの材質にもよるが、軽くならず低音の効いたサウンドが楽しめた。13.3型でこれだけの音を鳴らしてくれるのなら十分以上だ。
自宅やオフィスでの作業自由度が高まるモバイルキーボード
「FMV Mobile Keyboard」は、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能なモバイルキーボードだ。LIFEBOOK WU4/G2とほぼ同等のキー配列となっている。
本モデルと外部ディスプレーを自宅やオフィスに置くことで、ノート本体をメインとしたセパレートなPC環境を構築できる。キーボードを自由に動かせるのでより快適さが増すのだ。
タイプ感もほぼ同じなので、違和感なくシームレスな使い分けができるのもうれしいところ。前回紹介したようにカラーバリエーションがダークシルバー、ライトシルバー、ガーネットレッドと3色用意されている。本体カラーのピッチブラックとの組み合わせを楽しめるのも面白い。
使用感についてはここまで。次回はLIFEBOOK WU4/G2のパワーを各種ベンチマークで計測していく。
LIFEBOOK WU4/G2の主なスペック | |
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ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | インテル「Core i7-1255U」/「Core i5-1235U」 (10コア/12スレッド) |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
光学式ドライブ | - |
インターフェース | Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.2 Type-A×2、HDMI、有線LAN(1000BASE-T)、3.5mmステレオ・ミニジャック、SDカードスロット |
通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5 |
カメラ | 約92万画素ウェブカメラ(プライバシーカメラシャッター付) |
駆動時間 | 約29.5時間(公称) |
サイズ | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm |
重量 | 約865g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |