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豊富なシステムと読み合いが熱い!『ランブルフィッシュ2』レビュー

2022年12月08日 15時00分更新

文● 拝野 編集●ミヤザキ(ASCII)

豊富なシステムによる対戦の読み合いが熱い!

 プレイしていて次に驚かされたのは、その豊富なバトルシステム。なかでも注目したいのが、攻撃面のシステムと同じレベルで防御面のシステムも充実している点だ。

 まず、本作には「オフェンスゲージ」と「ディフェンスゲージ」の2つのゲージがあるのが特徴。その名のとおり、攻撃的なシステムと防御的なシステムを使うときに消費するゲージだ。

画面左下と右下に縦に並んでいる2つのゲージのうち、上段が「オフェンスゲージ」、下段が「ディフェンスゲージ」

 「オフェンスゲージ」を消費することで、いわゆる超必殺技的存在の「オフェンシブアーツ」や、ガード不能の「ジョルトアタック」といった攻撃が発動可能。とくに注目したいのが、「オフェンスゲージ」を1本消費して発動する「アドバンスドアタック」だ。

 これは通常技からキャンセルして出せることはもちろん、この攻撃自体を通常技でキャンセルできるので、通常技→「アドバンスドアタック」→通常技といった連続技を繰り出して大ダメージを与えられる。

 通常技を「ラッシュコンボ」に変えて、「ラッシュコンボ」→「アドバンスドアタック」→「ラッシュコンボ」といった連続技に変更する手も。この連続技が決まったときの爽快感はかなりのもの。

 ちなみに「ラッシュコンボ」はボタンの入力受付時間が長いので、相手にガードされてもタイミングを遅らせて隙を見せてから、次の技を出すといったようなテクニカルな戦い方も可能。こういった熱い駆け引きを楽しめるのも、本作の特徴だ。

「オフェンスゲージ」は攻撃を当てたりガードされたりすると溜まるので、攻めれば攻めるほど有利に!

 「ディフェンスゲージ」では、相手の攻撃をガードしたときに使える「インパクトブレイク」が特徴的。これは相手の攻撃後の硬直時間を長引かせて、隙を増やせるシステムになっている。

 ただし、相手の上段攻撃には「上段インパクトブレイク」、下段攻撃には「下段インパクトブレイク」と使い分けが必要なので、ここでも深い読み合いが発生する。

 ほかにも、「ディフェンスゲージ」を2本消費して、切り返しや反撃に優れたアーツ(必殺技)が使える「ディフェンシブアーツ」も本作の見所の1つ。

「ディフェンスゲージ」は、相手の攻撃をガードすることで増加。また時間経過でも少しずつ増加していく

 これらのゲージを消費するもの以外にも、まだまだたくさんのバトルシステムが存在する。なかでも注目は、「ダッジ」と呼ばれるシステム。

 「ダッジ」はDボタンを押すだけで発動するアクションで、上半身が無敵になりながら移動するというもの。本作からはこの行動中に通常技を出せるように変更されている。

 もちろんそこからさらに「ラッシュコンボ」にも繋げられるので、相手の攻撃を回避した瞬間に反撃へと移行可能だ。

 さらに本作から登場した新システムが「ブーストダイブ」。「オフェンスゲージ」と「ディフェンスゲージ」を1つずつ消費して使えるこのシステムは、キャラクターを一定時間特殊モードにするというもの。

 「ブーストダイブ」で発動する能力や有効時間はキャラクターごとに異なっているので、使いどころもそれぞれで違ってくる。個々の個性がバトルに反映されているのも、本作の楽しめるポイントといえるだろう。

ヒカリの「ブーストダイブ」の「陽風」は、一定時間体力が徐々に回復していく

家庭用ならではのモードも充実!

 家庭用の移植ということで、モードも充実している。1人用では、「アーケード」はもちろん、続けてCPUキャラクターと戦う「サバイバル」や、全ステージのクリアタイムを競う「タイムアタック」などが楽しめる。

 対戦も「VSモード」で世界中のプレイヤーと対戦できるうえ、「ランキング」でオンラインランキングもあるので、やりごたえも抜群!

 もちろん「トレーニング」も完備しており、CPUキャラクターの動作やゲージを自由に設定することで、いくらでも練習が可能だ。さらに設定や資料集を閲覧できる「ギャラリー」があるのも家庭用ならでは。

 また、オフラインでプレイできるモードは「オプション」内の「ゲーム設定」で、試合時間やラウンド数、CPUキャラクターの難易度なども変更可能。さらに「コントローラー設定」で使用ボタンの変更も可能で、プレイヤーの好みにあった環境にできる機能もひと通り備えている。

「ギャラリー」で鑑賞できるキャラは「アーケード」をクリアすると解放される仕組みに

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