毎日を楽しく、快適に過ごすためにはヘルスケアと運動が大切です。質の高い睡眠を取れるように就寝環境を整えたり、適度なワークアウトを継続したりすることで、仕事やプライベートがますます充実します。
でも、自分の睡眠状況を体感だけで推測していても、あくまでも主観的な判断になってしまいます。フィットネスも「今日もこれだけ運動した」と記録していかないと、モチベーションが続かないですよね。
そこで、スマートウォッチの出番です。MMD研究所が2021年2月に発表した「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査(https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1930.html)」によると、スマートウォッチの所有率は38.0%とのこと。想像よりもスマートウォッチを利用している人が多いと感じられたかもしれません。2020年に購入した人が多いことから、ステイホームの開始とともにヘルスケアに関心を持つ人が増え、スマートウォッチを導入したのだと考えられます。
とはいえ、いかにもスマートウォッチというデザインはちょっと、と考えている人もいるはず。そこで今回は、洗練されたデザインながらヘルスケアとフィットネスをしっかり計測できる、HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm (ファーウェイ・ジャパン)を一週間お借りしました。HUAWEI WATCH GT 3 Pro 43mm(以下、GT 3 Pro)シリーズは、レザーバンドの「クラシックモデル」とセラミックブレスレットの「エレガントモデル」があり、今回はエレガントモデルを試用しています。
腕時計の魅力をふんだんに残したデザイン
HUAWEI WATCH GT 3 Proは、クラシカルな丸いフェイスで腕時計の魅力そのものを楽しめます。今回お借りしたエレガントモデルは純白のセラミック製ケースで、品のある輝きが高級感を感じさせます。1500度の高温処理を施した後、ダイヤモンドパウダーで研磨することで高級感を出しているそう。
セラミック製ケースとブレスレットは、明るい屋外だけでなく、少し暗い室内でも美しい輝きが感じられます。エレガントな装いからカジュアルな着こなしまで、どんなファッションにも合うと感じました。年齢層も広く、10代から50代以上まで活用できそうです。カップルでペアにしてもいいですね。
本体サイズは縦42.9×横42.9×厚さ10.5mmで手首サイズは130〜190mmに対応しています。ブレスレットはネジ式で調整でき、ドライバーも付属していますが、私は外すところまでしかできず、ねじを締めることはできませんでした。経験がない人や不安がある人は、時計店で調整してもらうことをおすすめします。
重量はブレスレットを含まない状態で約50gとされています。私がセラミックブレスレットを付けた状態(サイズ調整済み)で計測したところ、103gとなりました。装着するとずっしりと腕に来る感じはありますが、アクセサリーを着けているような心地よい重みです。
ディスプレイは、1.32インチAMOLEDタッチスクリーンで、スライドとタッチで操作できます。文字盤は視野角が広めで見やすく、通知の文字もクリアに読めました。文字盤のデザインは、ウォッチまたはアプリから変更できます。有料、無料とも豊富に用意されています。
バッテリーは、通常使用で約7日間、ヘビーユースで約4日間とされています。24時間装着して使用したところ、7日間で低電力の警告が表示されました。Bluetooth通話やワークアウトなどをよく利用すると、さらに早く充電が切れるようです。充電は急速充電に対応しており、5%の状態から約1時間で100%になりました。外出前に慌てて充電しても間に合いそうです。