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2022 App Store Awards受賞デベロッパに聞いた! 人気のゲーム&アプリ誕生秘話

2022年12月03日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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今年のApple Design Awardsファイナリストが受賞
「Waterllama」開発者の声

Waterllama わたしの水分補給:アプリの概要
 ウクライナ出身のデベロッパ、Vitalii Mogylevets氏が開発。人にとって不可欠な「水」の摂取量を記録するヘルスケアアプリ。水分バランスを維持しながらストレス解消、パフォーマンスの向上、健康の維持と改善が図れるという。Apple Design Awardsの2022年ファイナリストに選ばれたアプリが、App Store AwardsのCultural Impact賞を獲得。日本語を含む22の言語にローカライズされている。

Vitalii Mogylevets氏が開発した、水など飲料の摂取量を記録するアプリ「Waterllama」

●デベロッパ Vitalii Mogylevets氏の声

 WaterllamaはiPhoneユーザーの方々に「水」に関する様々な探索を楽しみながら、定期的に水分を摂取する習慣をつくってもらいたいと考えて開発したアプリです。Apple Watchにも対応しています。

 ある時に私自身が睡眠後、目覚めた朝に軽い脱水状態になっていたことがあり、水分接種の大切さを自覚したことがきっかけでアプリの開発を始めました。健康的な生活を続けるためのアプリにしたいと考えました。アプリの名前、メインキャラクターを動物の「ラマ」とした理由は、共同創業者である私の妻と、私がラマをとても好きだからです。

 アプリをローンチして以来、使っていただいたユーザーの皆さまには水やその他の飲み物の接種がiPhoneを使って簡単にセルフコントロールできるアプリとして好評をいただいています。

 アプリの開発には2ヵ月を要しました。パンデミックの最中に自宅をスタジオとして開発していましたが、室内のネットワーク環境が何週間か続けて不調だったことがあり、その間は自宅でも唯一コネクションが安定していた「浴室」でプログラミングやオンラインミーティングをこなしてきました。

ユーザー自身で水分摂取量を記録。自身のヘルスケアを楽しみながら続けられるように各種「チャレンジ」や、自身の体格等に合わせた必要摂取量をカスタマイズできる機能などが揃っています

 Waterllamaのアプリの中で、デベロッパとしておすすめしたい機能がいくつかあります。ひとつは様々な「チャレンジ」です。水やコーヒー、お茶など様々な飲料の接種量をチェックするための機能です。砂糖や人工甘味料を含む飲料の摂取を減らしたり、ビタミンとミネラルを健康的に摂取するなど、チャレンジする目標を選んで健康的な生活習慣の獲得を目指します。

 チャレンジ達成により獲得できる動物のキャラクターは45種類以上。アップデートにより追加もしています。動物に着せるアクセサリーのアイテムなどもあります。

 「スマートリマインダー」もぜひ活用してください。デフォルトでは起床から就寝までの間、2時間水分を摂取することを忘れていると通知が届くようになっています。設定は15分の間隔から選べます。様々な通知サウンドも用意しました。

 水分の「必要摂取量」をカスタマイズできる機能もあります。最初は一般的な毎日の目標として2000ミリリットルとしていますが、性別や体重、毎日の活動量などプロフィールを性格に設定すると、ユーザー個人に最適化された推奨摂取量を導き出して提案します。

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