地元名古屋でも話題沸騰中!オリジナリティあふれる「ネオなごやめし」の進化が止まらない!

文●LOVEWalker編集部

提供: なごやめし普及促進協議会

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 ジブリパークの開園や、2023年大河ドラマの舞台になるなど、話題が尽きることのない愛知県。その愛知県の玄関口である名古屋市の観光で外せないのが、ご当地グルメである「なごやめし」だ。色が茶色い、味が濃い、うま味が強い、豆味噌を使うものが多いなどの特徴がある「なごやめし」だが、一番大きな特徴は地元の人が日ごろから好んで食べているということ。種類は20以上とも30以上とも言われており、さらにそれらに加え、アレンジを加えた進化系が次から次へと誕生。「ネオなごやめし」として地元でも話題となっている。そこで、今回はそんな新しいスタイルのご当地グルメ「ネオなごやめし」と、それらが味わえるお店をご紹介します。

ヤミツキ必至!とろり&スパイシーなあんかけスパをアツアツの鉄板に「鉄板あんかけスパ」

 和食や中華の「あん」のようなとろみと胡椒の辛味がピリッときいたソースを、炒めた極太麺に絡めて味わう「あんかけスパ」。そして、アツアツの鉄板皿にケチャップベースで味付けたスパゲティを盛り、周りに溶き卵を流し入れた「鉄板スパ」。そんな2つの「なごやめし」を融合させたのが、「大須せろり 本店」の「鉄板あんかけスパ」だ。

鉄板あんかけスパ(ミラカン)。赤ウインナー、粗挽きウインナー、タマネギ、ピーマン、コーンと具材もたっぷりで食べ応え満点。もちもちの自家製麺も美味!

  店内の高性能パスタマシーンを使った自家製生麺のスパゲティメニューが豊富にそろう「大須せろり」。自家製生麺にマッチするように作り上げたオリジナルのあんかけソースは、野菜の旨味がたっぷり溶け込んだまろやかな味わい。さらに胡椒のスパイシーさがあとを引き、ヤミツキになること請け合いだ。

コスプレの聖地としても有名な大須に店を構える

大須せろり 本店
住所:愛知県名古屋市中区橘1-7-36
TEL:052-321-8858
時間:11:00~15:00 (LO14:30)、 17:30~22:00 (LO21:20)、 土日祝11:00~15:30 (LO14:50 )、 17:00~22:00 (LO21:20)
休み:火曜日
HP:https://www.seroli.com/

まるで名古屋城!味噌カツ&エビフライがのったゴージャス丼に大満足「しゃちほこ丼」

  トンカツに甘辛な豆味噌ベースのタレをかけた「なごやめし」の代表格「味噌カツ」と、お笑いネタがきっかけで名古屋名物の一つとなった「エビフライ」。名古屋の2大フライメニューを丼にしたのが、1945年(昭和20年)創業のレストラン「気晴亭」が考案した「しゃちほこ丼」だ。エビフライをシャチホコに見立てたビジュアルは、まさに食べる名古屋城! インパクト抜群で、写真映えすると好評だ。

ボリューム満点なしゃちほこ丼。マヨネーズとネギで味に変化を付けて

 見た目のインパクトもさることながら、そのおいしさにも驚かされる。豪快に盛られているのは、和豚もちぶたをオイル焼きにしたヘルシーな焼きトンカツと、柔らかい揚げたヒレカツ、大ぶりなクルマエビのフライ。いずれもさっくりと絶妙な揚げ具合に仕上がっている。特筆すべきはトンカツの上にかかるオリジナルの味噌ダレ。2種類の八丁味噌を77年継ぎ足し続けているからこその奥深い味わいを求めて、遠方からも多くのファンが訪れる。

桜の名所として知られる鶴舞公園の近く

気晴亭
住所:愛知県名古屋市中区千代田5-21-6
TEL:052-251-4741
時間:11:00~15:00 (LO14:30)、 17:00~22:30 (LO21:30)
休み:火曜日
HP:http://kiharutei.com/

これぞ名古屋人の新ソウルフード!鉄板×きしめん×味噌の絶妙なハーモニー「焼きみそ太きしめん」

 麺を薄く平たく延ばしたうどんの一種で、「なごやめし」のなかでも最も古い歴史があるとされる「きしめん」。たまり醤油をベースに宗田カツオやムロアジでダシを取ったツユが一般的で、油揚げ、カマボコ、青物、花カツオなどの具がのるのが基本だ。そんな「きしめん」を大胆にも「鉄板」にのせてしまったのが、1943年(昭和9年)創業の麺処「朝日屋」。スパゲティや焼きそばなど、鉄板グルメを愛してやまない名古屋人の心をわしづかみにしている。

鉄板の上でジュージューと音を立てる焼きみそ太きしめん。途中で生卵を絡めながら味わうとまろやかに

 アツアツの鉄板にのっているのは、甘めの赤味噌ダレをまとった幅広のきしめん。通常のきしめんより1.5倍ほどの太さで、もっちりとした噛み応えがたまらない。豚肉とピーマンも入り、食べ応えも十分だ。ほかにもマヨネーズで洋風的な味わいの焼きマヨ太きしめんや、カレー味の焼きインディアン太きしめん、トマトベースの焼きイタリアン太きしめんなど、バリエーションもいろいろ。進化系ならぬ変化球的な、老舗が手掛ける新しい味わいを堪能あれ!

愛知県の玄関口である名古屋駅から歩いて10分ほどに位置する

朝日屋
住所:愛知県名古屋市中村区則武1-18-16
TEL:052- 451-5930
時間:11:00〜15:00、17:00〜21:00(LO20:45)、土曜 11:00〜15:00、17:00〜20:00(LO19:45)
休み:日曜日

異なるスパイシーさが新たな味わいを生む、カレー×台湾ミンチのハイブリッド「台湾カレーラーメン」

 ご当地麺としてすっかり浸透した台湾ラーメンの派生メニュー「台湾まぜそば」。激辛ミンチを中心にニラ、ニンニク、魚粉、海苔、卵黄などを、太麺とかき混ぜて食べる最新なごやめしだ。そして、もう一つのご当地麺「カレーうどん」は、本格インド料理のようにスパイスを調合したルゥでこってりクリーミーな仕上がり。全国各地にあるメニューだが、名古屋周辺では独自の進化を遂げた「名古屋流カレーうどん」が普及している。名古屋一の繁華街・栄にある「つるりん」では、この2つのご当地麺のコラボを味わうことができる。

台湾カレーラーメン。このままでも刺激的な辛さだが、さらに辛さをアップすることもできる。甘口にも対応

 こちらの店の二大人気メニューである台湾まぜそばとカレーうどんを合体させたのが、「台湾カレーラーメン」。ダシの効いた深みとコクのあるカレースープのラーメンの上に、自慢のピリ辛台湾ミンチとネギ、ニラをオン。カレーと台湾ミンチという、異なるスパイシーな味わいが見事に融合している。残ったスープを最後までおいしく味わうには、〆のチーズリゾットがおすすめ。スタッフがチーズを香ばしく炙ってくれるのもうれしい。

居酒屋などが立ち並ぶ繁華街に位置する

台湾まぜそばとカレーうどんのお店 つるりん
住所:愛知県名古屋市中区栄4-8-31 四丁目ビル1F
TEL:052- 263-0188
時間:19:00〜14:00(LO13:30)
休み:なし
HP:https://tsururin.jp/

小倉トーストにアイスクリーム!鉄板の上においしいが詰まった喫茶メニューの大本命「鉄板小倉トースト」

 あんこが大好きな名古屋人にとって、喫茶店の定番メニューと言えば「小倉トースト」。パンにバターもしくはマーガリンが塗ってあり、その塩けとパンのホカホカ感があんこのまろやかな甘みをいっそう引き立てる和洋折衷スイーツだ。そんな「小倉トースト」を、名古屋人が大好きな「鉄板」グルメとして味わえるのが、新しいながらもレトロな雰囲気漂う「喫茶ニューポピー」。両親が営んでいた「喫茶ポピー」の想いを受け継ぎ、現店主が継承した。

鉄板小倉トーストはオールタイムで味わうことができる。3種類あるブレンドコーヒーとも相性抜群

 ゴマがたっぷりと練りこまれた食パンの上には、じっくり手間暇かけて炊いた優しい甘さの自家製小倉あんに加え、バニラアイスもトッピング。仕上げに自家製のコーヒーシロップをたらすと、鉄板がジュージューといい音を立てると共に食欲をそそる香りが漂う。このアツアツの鉄板にはバターがたっぷりとひいてあるのもポイント。アツアツ&冷や冷や、甘い&しょっぱい&ほろ苦いなど、いくつものマリアージュが楽しめる。トーストの下にできるバターとコーヒーシロップのおこげも絶品。

円頓寺(えんどうじ)商店街の程近く、江戸時代の面影を残す景観保存地区・四間道(しけみち)にたたずむ

喫茶ニューポピー
住所:愛知県名古屋市西区那古野1-36-52
TEL:052- 433-8188
時間:8:00~18:00、金土~22:00
休み:不定休、2023年より木曜日
HP:https://beansbitou.thebase.in/

 さて、各店が趣向をこらしたオリジナリティあふれる「ネオなごやめし」はいかがでしたか?「なごやめし」の魅力はまだまだ尽きません!王道から進化系まで、バラエティに富んだ「なごやめし」の数々を紹介する動画もチェック!

https://youtu.be/Z7R3dlEAQz0

(提供:なごやめし普及促進協議会)